ボルボ240ターボが黒船来襲に例えられた1985年のインターTECから1年。1986年のインターTECに姿を見せたのはジャガーXJSだ。ヨーロッパでのデビューから2年が経って旬が過ぎていた感もあったが、名門レーシングチームであるTWR(トム ウォーキンショー レーシング)が持ち込んだということもあり話題となった。
ジャガーXJSは古い?ながらもストレートは速い
1984年のヨーロッパツーリングカー選手権(ETCC)でチャンピオンタイトルを獲得したのがジャガーXJSだ。自らもドライバーとして活躍しながらTWRを率い、マツダのル・マン24時間レースやスパ24時間レースにも関わったトム・ウォーキンショーが1986年のインターTECに持ち込んだ。
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5.3L直6DOHCエンジンはノーマルで最高出力225hp/5000rpm、最大トルク39.7kg/3000rpmを発生するが、1984年のマカオグランプリのグループAレース参戦時には500hp/7500rpmを発生。チューニングに関してはグループAで許される限りの手が入れてあった。
サスペンションはベース車と同じフロント/ダブルウイッシュボーン、リア/ウイッシュボーン式を踏襲しているがグループA用の公認パーツを使用して改造されている。アーム類も新たに作り直されゴムブッシュやボールジョイントはピローボールに置き換えて正確な動きを確保している。
リアサスペンションはドライブシャフトがアッパーアームを兼ねたウイッシュボーン式だが、アームの取付位置や形状は変更されている。片側2本ずつのツインショックアブソーバーとなっているのもノーマルと同じだが、パーツはもちろんレース用となっている。
ブレーキは前後ともにロッキードのベンチレーテッドディスクに交換されており、いわゆるCカーと同じものが装着されていた。
1986年のインターTECでは、すでに2年落ちとなっていたが、ストレートが長い富士には有利という判断で持ち込んだと言われる。予選1回目では余裕のトップタイムをマーク。ところが予選2回目に中谷明彦のスタリオンがそのタイムを更新。それを見たトム・ウォーキンショー自身のドライビングにより再逆転という展開だった。
決勝ではポールポジションの51号車が7周でリタイア、予選3位の52号車が85周でデファレンシャルトラブルでリタイアとなったが、1986年インターTECでもっとも印象に残った一台なのは間違いない。
[ アルバム : 1986年のインターTECのジャガーXJS はオリジナルサイトでご覧ください ]
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