ベスパから新型「GTV」が登場！ レトロながらもスポーティな個性を強調したモデル

ピアッジオグループジャパンは、2023年7月18日にかつてのデザインを踏襲したクラシカルでいてモダンなスタイリングに、人目を引くカラーリングを組み合わせ、スポーティな個性を強調したベスパ「GTV」の販売を開始しました。

　　新型GTVは、目的地よりも体験に情熱を注いで旅をする、ロードクルージングファンのために設計され、ライディングを楽しみ、走ることの喜びを味わうことのできるモデルです。

　人間工学に基づいた独自のデザインを採用するGTVは、ベスパ史上最強となる最高出力23hpを超える300hpe（ハイパフォーマンスエンジン）が搭載され、最強のライディング・エクスペリエンスが実現されています。

　2006年の誕生以来、GTVはフロントフェンダー上に取付けられた 「ファロバッソ（ローヘッドランプ）」を採用。

　むき出しの金属製パイプハンドルバーなどの象徴的なモデルのスタイルを復活させたことで、ベスパシリーズのなかで最も純粋なクラシックを代表するモデルとなりました。

　新型GTVでは、スポーティさをさらに進化させ、新型「GTS」シリーズで採用された大幅なスタイリングのアップデートをはじめ、細かいディテールとこれまで以上のレベルにまで高められた品質が兼ね備えられています。

　ヘッドライトユニットは、特徴的なフェンダーライトを含め、フルLED化。

　新型インストルメントはエレガントな円形を維持しながらも、完全にデジタル化され、別売アクセサリーとして設定されているベスパMIA接続システムによって提供される追加機能をフル活用できるソリューションとなっています。

インストルメントは、独自のブラケットによりハンドルバーに接続されており、レーシングの世界からインスパイアされた、小さいながらもアグレッシブなトップフェアリングの内側に収められました。

　フロントシールドの中央には、横方向のスリットをオレンジの縁取りで装飾したスポーティな「ネクタイ」 が際立っています。

　5本スポークのホイールも新デザインで、マットブラックに塗装され、リム部分にはオレンジのグラフィックが施されました。

　さらに、レーシングスタイルのシングル風シートと、レーシングベスパのフェアリングを彷彿させるボディカラーに合わせたリアシートフェアリングも特徴の一つ。同カバーはオプション設定で、簡単に脱着が可能です。

　シートはふたり乗り用として公道での使用が認可されたもので、テクニカルなパターンとエッジにコントラストの効いたオレンジのステッチが施され、横方向のストライプが特徴を引き立たせ、ゆったりとした快適な座り心地が実現されています。

　新型GTVには、GTSシリーズ最新のテクノロジーが備えられています。

　ベスパ独自のエルゴノミクスにより、シートポジションは自然で、車両に対する完全なコントロール性と長距離でも高い快適性を実現。ツーリング性能も向上されています。

　また、従来とは異なり、キーを挿入することなく始動できるキーレスシステムの導入により、利便性と実用性を強化。

　レッグシールドの内側には、クラシックなロック付きイグニッションスイッチの代わりに、実用的なノブが装備されました。このノブを押してONの位置に回すだけで起動し、エンジンの始動は、通常通り右側のハンドルスイッチボックスにあるボタンを押して行います。

　さらに、新型デジタルLCDインストルメントの採用により、豊富な走行情報（最高速度、平均速度、瞬間燃費、平均燃費、航続距離、バッテリー電圧）の表示が可能になったほか、ベスパ MIAシステム（オプション設定）を介して車両がスマートフォンと接続されていれば、通話、メッセージ、音声通知が表示されます。

　USBポートはレッグシールド内側の収納スペースに標準装備。ASR電子制御トラクションコントロールとアンチロックブレーキシステム（ABS）も標準装備となっています。

　カラーはサッビアベージュ一色展開で、価格(消費税込)は91万3000円、2023年8月上旬より順次出荷される予定です。

Comments

高速も走れます
自殺行為に近いけど

ヤマハのビーノでいいや。