ロータリーエンジンの衰退と復活、そのワケとは？

ロータリーエンジンが、今ふたたび注目されている。マツダが復活させる理由とは？ 世良耕太がメカニズムなどとともに解説する。

ロータリーエンジンの仕組み

ロータリーエンジンは、ドイツのフェリックス・ヴァンケル（1902～1988年）が基本構造を発明した。ゆえに、燃料が燃焼したときの熱を仕事に変換する燃焼サイクルの分類上は、“ヴァンケルサイクル”と、呼ばれる。

Comments

ロータリーを褒めたたえる言葉として多用されていたのが
『モーターのような伸びと加速』

時代はEV、モーターのような、どころかモーターそのもので走ってま〜す。

ロータリーエンジンがレシプロより優位とされた根拠は「自転車より徒歩の方が楽」と同じ。間に挟まる機構が少ない分だけ高効率、というのは幻想でしかない。
発電用にと騒いでる小型ロータリーだって、スズキやヤンマーがかつてチャレンジして「燃費悪すぎ」で開発終了してる前例がある。
良いものが消えていくのは悲しいことだけど、そもそも「良いもの」じゃないんだから淘汰されるのは当然。