米国のHennessey Special Vehicles(ヘネシー)は9月10日、世界最強のマニュアルトランスミッション車、『ヴェノム F5-Mロードスター』を発表した。このモデルは、運転の感覚を最大限に引き出すことを目的としており、6速マニュアルトランスミッションを採用している。
同車は、オープンコックピットと物理的なトランスミッション接続を特徴としており、電子的な干渉を排除している。ヘネシーのエンジニアチームは、1817hpを誇るFury V8エンジンと新しいギア比を組み合わせるためにエンジンを再チューリングし、驚異的な加速とコントロールを実現した、と自負する。
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このモデルは12台限定で生産され、既に完売している。ベース価格は265万ドルで、各モデルには独自の塗装が施されている。特に目立つ特徴として、ルーフに取り付けられたエアスクープからリアデッキの後端まで伸びる55インチ(1400mm)の“背びれ”が挙げられる。
コックピット内では、アルミニウムとカーボンファイバー製のシフトレバーがドライバーの手元に配置されている。このシフターは6速ゲート内に収められ、細部へのこだわりと高い職人技で仕上げている。
デザイン面では、特別に作られた塗装が車のラインを強調し、オープンルーフを際立たせている。カーボンファイバーとカラーライン、対照的なアクセントストライプがフロントからルーフ、背びれ、リアデッキまで続いている。
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