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インディカーに残りたい! ローゼンクヴィスト、トロントで3位もシートの行方は「マクラーレン次第」

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インディカーに残りたい! ローゼンクヴィスト、トロントで3位もシートの行方は「マクラーレン次第」

 アロー・マクラーレンSP(AMSP)のフェリックス・ローゼンクヴィストは、インディカー第10戦のトロントで3位を獲得したが、彼はこの結果が来季シートの確保につながることを願っている。

 AMSPは来季からインディカーの参戦体制を3台に拡大する予定であり、現在チームに所属しているパトリシオ・オワードと、アンドレッティ・オートスポートから移籍するアレクサンダー・ロッシの参戦は確実視されている一方で、残り1台のシートには疑問符がついている。

■マクラーレンとガナッシの奪い合い! 渦中のパロウはノーコメント「話すつもりはない」

 マクラーレンは、現チップ・ガナッシでディフェンディングチャンピオンのアレックス・パロウを獲得。ただローゼンクヴィスト同様、彼がどのシリーズでレースを行なうかはまだ明言されていないのだ。

 唯一確認されているのは、パロウがインディカーのライバルであるオワードやコルトン・ハータと同様にマクラーレンのF1テストプログラムに参加することであり、ローゼンクヴィストはマクラーレンが新たに参入するフォーミュラEのドライバーに起用されるものと見られている。ローゼンクヴィストは丸2シーズン、フォーミュラEに参戦していた経験があるのだ。

 ただ、パロウに関してはチップ・ガナッシも契約延長を主張しており、雲行きが怪しくなっている。

 パロウ加入が間近に迫っていると思われる中で、シートを維持できる可能性は未だあるかと尋ねられ、ローゼンクヴィストは次のように答えた。

「アレックスについては何も聞いていないんだ。つまり、何が起こっているかは分からないんだ」

「今のところ、彼が(マクラーレンから)レースに出ることはないように聞いている。ああ、それは弁護士かなんかが決めることなんだ。正直に言って、僕には全く関係ないことだし、何も変わっていないと思う。この契約を結んだのは数ヵ月前のことだ。今知っているような細かいことは知らなかったけど、実際のところ何も変わっていないんだ」

「もしザク(ブラウン/マクラーレン・レーシングCEO)が僕をフォーミュラEに行かせることを決めていたら、すでにそう言っていたはずだ」

「来年ここにいるチャンスがあるなら、それができることを証明しようと思っているんだ」

 トロントでのレースを3位で終えた後、ローゼンクヴィストはNBCスポーツのライブストリーミングサービス『Peacock』に、今週末の成績がブラウンにとって「いくつかのことを疑う」きっかけになればいいと語った。

 すると、4位だったグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が近寄り、チームに”空きがあれば”喜んで起用するとコメントした。

 自身の発言とレイホールのコメント、そしてインディカーに留まるために他のチームへの移籍を考えるかという質問に対して、ローゼンクヴィストは次のように答えた。

「それは全体的にザクへの質問だ。僕はこのチームにとても満足していると言っているんだ。マクラーレンはスーパーなグループだということを示していると思う。この2年間、僕たちは一生懸命働いて、とても強いチームを作り上げた。戦略もいいし、ピットストップもいい。今はほとんどの週末でクルマから最大限の力を引き出せていると思う」

「昨年末に訊かれたら、間違いなく答えは違っただろう。でも今の状態にとても満足しているんだ。他の場所に行きたいと言ったら、クレイジーだろう……」

「今いる場所にいたいんだ。アロー・マクラーレンSPは、僕にとってホームになったと思っている」

「ザク次第だ。彼が動かしているんだ。おそらく、詳しいことがわかるまで2週間はかかるだろう。今日、何かが変わればいいなと思う。僕の野望は、そうやって証明し続けることなんだ」

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