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新型レンジローバー 9年ぶりモデルチェンジで5代目に 完全新設計 初の3列7人乗りも

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新型レンジローバー 9年ぶりモデルチェンジで5代目に 完全新設計 初の3列7人乗りも

新型レンジローバー、登場

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、新型レンジローバーを日本国内で発表。

【画像】変わってないようで、かなり変わっている 新型レンジローバー/先代型【比較】 全82枚

2022年1月17日(月)から全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークにて受注開始する。

新型レンジローバーは、世代を超えて受け継がれてきた特徴的な3つのライン(ルーフ/ウエスト/シル)や、短いオーバーハング、クラムシェルボンネット、フロントエンド、直立したフロントガラス、実用的なスプリットテールゲート、テーパー形状でボートテールのようなリアなど、レンジローバーのプロポーションを定義づける要素が随所にちりばめられている。

いっぽう、新デザインのフロントグリルやエアインテーク、極力その存在を隠して目立たないようにした新開発のウエストレール・フィニッシャーが作り出す切れ目のないウエストライン、フラッシュグレージングやシームレスなレーザー溶接などの最新技術を駆使した凹凸のない表面や、点灯するまでその存在に気づかないリアランプなど、さり気なくも大幅に変更されている。空気抵抗係数(Cd値)0.30の実現にも貢献している。

ボディタイプはスタンダードホイールベース(SWB)とロングホイールベース(LWB)を用意する。

初の3列7人乗りモデルも

インテリアは従来の上質なレザーに加え、ウルトラファブリックや高級テキスタイルメーカー「クヴァドラ」社との共同開発によるウール混紡テキスタイルによる素材など、様々な素材、仕上げから選択が可能。

室内には、ハプティック(触覚)フィードバック機能付きの新開発13.1インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを装備した最新のインフォテインメント・システム「Pivi Pro」をはじめ、2つの11.4インチHDタッチスクリーンと8インチリアシートタッチスクリーンコントローラーからなるリアエンターテインメントシステム、スピーカーと照明を備えたテールゲート・イベント・スイートなど、利便性を高める機能が備わる。

また、静粛性を確保する第3世代となる新しいアクティブノイズキャンセレーションや、臭いやアレルゲン、ウイルスなどを大幅に低減させてクリーンで快適な室内空間を提供する「空気清浄システムプロ」(ナノイーX搭載、PM2.5フィルター付)といった新機能も初採用し、静寂でクリーンな室内空間を提供する。

シートレイアウトは4人乗り(SV LWBのみ)、5人乗り、そしてレンジローバー初となる3列7人乗り(LWBのみ)から選択できる。

3列目もフルサイズシートになっており、セミアニリンレザーシート、4ゾーン・クライメート・コントロール、パワーシート、シートヒーター、タスク・ライティング、USBソケット、インテリジェント・シート・フォールドを標準装備している。

完全新設計アーキテクチャー

新型レンジローバーは、最新アーキテクチャーである完全新設計の「MLAフレックス(flexible Modular Longitudinal Architecture)」を採用する。

この「MLAフレックス」は内燃エンジン(ICE)、プラグインハイブリッド(PHEV)、フルバッテリー電気自動車(BEV)など、あらゆるパワートレインに対応できるよう設計している。

また、新たに3.0L直列6気筒インジニウム・ガソリン・エンジンと105kWの電動モーターを組み合わせたPHEVモデルもラインナップに加わる(最高出力510psもしくは440psの2種類)

PHEVの二酸化炭素(CO2)排出量は30g/km未満に抑え、EVでの最大航続距離は100km(WLTP値、実航続距離は最大80km)で、一般的なレンジローバーユーザーの1回の走行距離の75%までをフル電動の「EV」モードだけで走行できるという。

新型レンジローバーの走破能力も大きく進化しているそうだ。エアスプリングを使用し軽量でコンパクトな5リンク・リアアクスルをはじめ、ツインバルブモノチューブ・ダンパー、四輪操舵、「ダイナミック・レスポンス・プロ」などを初めて採用し、インテグレーテッドシャシーコントロール(ICC)で制御する。

「レンジローバーならではのオフロード走破能力と穏やかな乗り心地を実現します」(ジャガー・ランドローバー広報部)

レンジローバーSVを新導入

また、ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)の技術者が開発/設計を手掛け、ラグジュアリーとパーソナライゼーションを極めた「レンジローバーSV」を新たに導入する。

「SV」専用のデザインディテールやオプションを用意しており、2トーン・カラーになったシートや、セラミック素材を初めて採用している。

2つのデザインテーマ「SVセレニティ」と「SVイントレピッド」があり、4人乗りの「SVシグネチャースイート」の設定も用意している。

なお、新型レンジローバーは英国で設計/開発/製造しており、その過程において、先駆的なシャシー技術からプラグインハイブリッド(PHEV)バッテリーに至るまで、広範にわたって125件もの特許出願をおこなっている。

新型レンジローバー グレード一覧/価格

3.0L直列6気筒MHEV(300ps/66.3kg-m)

SE D300(SWB):1638万円
HSE D300(SWB):1753万円
オートバイオグラフィーD300(SWB):1972万円

PHEV(440ps/63.2kg-m)

SE P440e(SWB):1710万円
SE P440e(LWB):1764万円
HSE P440e(SWB):1824万円
HSE P440e(LWB):1879万円
オートバイオグラフィーP440e(SWB):2040万円
オートバイオグラフィーP440e(LWB):2061万円
ファースト・エディションP440e(SWB):2127万円
ファースト・エディションP440e(LWB):2103万円

PHEV(510ps/71.4kg-m)

SE P510e(SWB):1835万円
HSE P510e(SWB):1949万円
オートバイオグラフィーP510e(SWB):2155万円
ファースト・エディションP510e(SWB):2188万円
SV P510e(SWB):2477万円

4.4L V型8気筒ツインターボ(530ps/76.5kg-m)

SE P530(SWB):1830万円
SE P530(LWB):1871万円
SE P530(LWB / 7シート):1893万円
HSE P530(SWB):1945万円
HSE P530(LWB):1986万円
HSE P530(LWB / 7シート):2006万円
オートバイオグラフィーP530(SWB):2163万円
オートバイオグラフィーP530(LWB):2195万円
オートバイオグラフィーP530(LWB / 7シート):2159万円
ファースト・エディションP530(SWB):2240万円
ファースト・エディションP530(LWB):2272万円
SV P530(SWB):2493万円
SV P530(LWB):2775万円

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みんなのコメント

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  • 歴代レンジは乗ってますけど、日本車と比べるとやっぱり完成度の高さが違いすぎますよね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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