ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラ(Acura)は、SUVの『MDX』と『RDX』の改良新型を、2024年内に米国で発表する。
アキュラブランドのベストセラーモデルであり、最上位SUVがMDXだ。改良新型では、スタイリングの変更、「バング&オルフセン」プレミアムオーディオの追加、グーグル(Google)内蔵の新しいテクノロジーインターフェイス、進化したドライバー支援機能の「AcuraWatch」の採用など、大幅な改良が施される。
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また、改良新型MDXでは、タッチパッドを新開発の「タッチスクリーン・ドライバー・インターフェイス」に変更する。これにより、使いやすいセンターコンソールを実現するという。
RDXに関しては、その魅力と機能性を高めるアップグレードが施される予定だ。RDXは、レクサス『NX』などと競合する小型プレミアムSUV。現行型には、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTECターボ」エンジン(最大出力272hp、最大トルク38.7kgm)を搭載している。
MDXは2023年、米国で5万7599台を販売し、前年比は24.1%増と2年ぶりに前年実績を上回った。また、RDXは3万9228台を売り上げ、前年比は58.5%増と2年ぶりのプラス。アキュラは両SUVの改良新型を米国市場に投入することにより、プレミアムSUVカテゴリーでの存在感を増す方針だ。
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