現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「わっかるかなぁ~、わっかんねぇだろうなぁ」という、オトナカッコいいの作り方【TOYOTA GR86 長期レポート26_AE86~GR86への道】

ここから本文です

「わっかるかなぁ~、わっかんねぇだろうなぁ」という、オトナカッコいいの作り方【TOYOTA GR86 長期レポート26_AE86~GR86への道】

掲載 3
「わっかるかなぁ~、わっかんねぇだろうなぁ」という、オトナカッコいいの作り方【TOYOTA GR86 長期レポート26_AE86~GR86への道】

オトナカッコいいの作り方

とくに外装関係のカスタマイズはしてこなかった加茂のGR86。あまり派手な見た目は好きではないのでシックにまとめたい。そこで提案されたのがヘッドライトへのフィルムの施工だ。

シビックタイプRの欧州市場向け価格は777万円! 価格と車両パッケージが決定し、1月よりデリバリー開始の予定

施工前のGR86ヘッドライトへのフィルムというと、黒くしてワルっぽさを目立たせたり、現在では違反になるが黄色いフィルムを貼って、昔のフォグランプのようにしたりというのが多かった。
しかし今回の提案は、ごくごく薄いライトスモークフィルムの施工だ。ボディ色がホワイトだからこそ、ヘッドライトにわずかに黒みをプラスすることで、一気に引き締まるのだという。

その提案をしてくれたのはお世話になっている札幌のチューニングショップであるクルーズさん。
マネジャーの吉川大志郎さんから「絶対カッコイイから早くヘッドライトを送れ!」という無理難題を突きつけられ、半べそをかきながらヘッドライトを外して札幌に送ったのだ。

ちなみにGR86のヘッドライトを外すには、もちろんフロントバンパーを外す必要がある。
先代86でもそうだったが、このときに無理に外すとあちこちのツメが曲がってしまい、再装着時にチリが合わなくなってしまう。もし、この加茂の記事で、「やってみよう!」と思い立ったありがたい読者諸兄には、細心の注意を払って、そ~~~~~っと外すことをこっそりオススメする。

そして、意外と困ったのがバンパーの行方だよ。家の中に入れようと思ったがまったく入らない。大豪邸ならいざ知らず、普通の一軒家のうちには入る気配すらなかった。仕方ないので、そのまま庭に1週間ほど放置することとなった。

庭に放置したバンパー。どことなくジブリ感というかラピュタ感が漂う(と筆者は思うが、いかがだろうか)。この状態で止めておいたら父から「事故ったのか?」とLINEが入った。送ったヘッドライトはまず、水アカなど堆積している汚れをしっかりと除去してからフィルムを施工してもらった。
「結構イオンデポジットができていました」とのことで、京浜工業地帯のど真ん中に住んでいるせいなのか、雨になにか混じっているようで以前から雨染みの堆積がひどいのが悩みでもあるのよね……。

戻ってきたら、再びそ~~~~~っと戻してバンパーを装着すれば完了。ヘッドライトの光軸がズレることもあるので、確認が必要な部分でもあるから最後まで注意が必要だ。

さりげない黒さがイケてる(大満足)

施工後の精悍な顔つきがこちら。わっかるかなぁ~。取りつけてみると、たしかにわずかに黒さが増したヘッドライトはちょっと締まっている。言われなければわからないくらいのわずかな黒さがグッと大人の雰囲気を醸し出す。
これがかなり黒めだと一気に若さをアピールすることにもなりかねない。絶妙なバランスなのだ。

ヘッドライトが暗くなるかと思ったが、まずその変化はわからない。クルーズによると光量の確認もしているが、保安基準にはまったく問題がない(というか貼ってもほぼ光量は変わらない)のだという。

全体にブラック化されて引き締め効果が大きい。近年のクルマはヘッドライトがすごく高い。そうそうないが飛び石などで割れたり、傷が入ることもある。そんなときに手軽に交換できる価格なら良いが、現在中古でも片側で5~7万円(!)が相場という状況では、できるかぎりリスクを軽減したい。フィルムで予め保護する、というのもその手段のひとつとなるだろう。

ライト点灯時も光っている部分以外のところが黒く見える。ちなみに気になるのがお値段かと思うが、今回のようなフィルム施工は数万円から可能とのことだ。
状態が良い場合下地のリペア無しで左右で33,000円/黄ばみ、曇りなどがある場合は状態により20,000~40,000円プラス、という感じだが、車種によってバンパーを外す、ライトだけ外れる、ライトを綺麗にする手間の有無など個体差があるため、値段はかなり変わってくるらしいので、気になるかたは要問い合わせだゾ。

今回の加茂号は、若干ばっちぃかったためお掃除をしてもらい6万6000円ほどかかったので、ご参考までに(この記事を我がパートナーに読まれないことを切に願う……マジで)。

もちろん飽きたら剥がせるし、フィルムがライトの保護効果を持つ。
イメージチェンジにも愛車を守る意味でも、効果の高いチューニングと言えよう。

あわせて読みたい GR86 オーナーじゃないとわからない!【一気読み|TOYOTA GR86 長期レポート_AE86~GR86への道】

トヨタとスバルが共同開発したFRスポーツ、86。フルモデルチェンジを受けてGR86となったわ…

こんな記事も読まれています

トヨタ新型「“タフ”ミニバン」発表! 斬新“大口顔”が超カッコイイ! MT&アンダー320万円設定ありの「プロエース“シティ”」墨に登場
トヨタ新型「“タフ”ミニバン」発表! 斬新“大口顔”が超カッコイイ! MT&アンダー320万円設定ありの「プロエース“シティ”」墨に登場
くるまのニュース
「南海フェリー」がトラック乗りの強い味方に! 始発便の「早乗り」がドライバーに優しいサービスだった
「南海フェリー」がトラック乗りの強い味方に! 始発便の「早乗り」がドライバーに優しいサービスだった
WEB CARTOP
愛車の履歴書──Vol41. 大黒摩季さん(後編)
愛車の履歴書──Vol41. 大黒摩季さん(後編)
GQ JAPAN
テインから『ギャランフォルテス』用車高調「ストリートアドバンスZ」が発売
テインから『ギャランフォルテス』用車高調「ストリートアドバンスZ」が発売
レスポンス
わがままを叶えてくれるプレミアムSUV──新型レクサスNX350“F SPORT”試乗記
わがままを叶えてくれるプレミアムSUV──新型レクサスNX350“F SPORT”試乗記
GQ JAPAN
なぜ「ペダル踏み間違え」起きる? 原因はどこにある? 相次ぐ「重大事故」は“高齢者”特有の問題ではない! 有効な「対策法」はあるのか
なぜ「ペダル踏み間違え」起きる? 原因はどこにある? 相次ぐ「重大事故」は“高齢者”特有の問題ではない! 有効な「対策法」はあるのか
くるまのニュース
カーメイト、新型ワイドリアビューミラー発売…ホンダ WR-V などに対応
カーメイト、新型ワイドリアビューミラー発売…ホンダ WR-V などに対応
レスポンス
ミック・シューマッハー、来季F1復帰の可能性はあるのか?「それが僕の目標だけど……僕がコントロールできることじゃない」
ミック・シューマッハー、来季F1復帰の可能性はあるのか?「それが僕の目標だけど……僕がコントロールできることじゃない」
motorsport.com 日本版
神奈中の赤い「連節バス」ついに横浜へ登場 箱根駅伝ルート経由で駅 団地結ぶ
神奈中の赤い「連節バス」ついに横浜へ登場 箱根駅伝ルート経由で駅 団地結ぶ
乗りものニュース
エンジン車が生き残れる夢の燃料【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】
エンジン車が生き残れる夢の燃料【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】
グーネット
便利な「ベンリイ号」に見るホンダのチャレンジ精神! 1955年にアールズフォーク採用!?
便利な「ベンリイ号」に見るホンダのチャレンジ精神! 1955年にアールズフォーク採用!?
バイクのニュース
雨のル・マンを制したポルシェのリエツ「前にも似たような状況を戦った」自身5度目のGTクラス勝利
雨のル・マンを制したポルシェのリエツ「前にも似たような状況を戦った」自身5度目のGTクラス勝利
AUTOSPORT web
【ホンダ CB650R/CBR650R E-Clutch 試乗】“小さなおじさん”が入ってる!? ガツンと来ない「電光石火の変速」に驚いた…西村直人
【ホンダ CB650R/CBR650R E-Clutch 試乗】“小さなおじさん”が入ってる!? ガツンと来ない「電光石火の変速」に驚いた…西村直人
レスポンス
ロレンソ VS ペドロサのボクシング対決、ガチで実施! 6月20日に激烈ライバル同士の”再戦”が実現
ロレンソ VS ペドロサのボクシング対決、ガチで実施! 6月20日に激烈ライバル同士の”再戦”が実現
motorsport.com 日本版
フィアット『パンダ』がファミリー拡大、『グランデパンダ』発表…新型コンパクトSUV
フィアット『パンダ』がファミリー拡大、『グランデパンダ』発表…新型コンパクトSUV
レスポンス
エンジンは「トヨタ」製!? マツダ新型「“斬新”SUV」発表へ! めちゃカッコイイ「CX-50 HV」米中登場に「日本でも欲しい」の声も
エンジンは「トヨタ」製!? マツダ新型「“斬新”SUV」発表へ! めちゃカッコイイ「CX-50 HV」米中登場に「日本でも欲しい」の声も
くるまのニュース
タフな仕立てのメルセデス・ベンツ「Eクラス」はマルチな才能が魅力的! 街乗りからアウトドアまで活躍!! 新型「オールテレイン」の真価とは
タフな仕立てのメルセデス・ベンツ「Eクラス」はマルチな才能が魅力的! 街乗りからアウトドアまで活躍!! 新型「オールテレイン」の真価とは
VAGUE
ロールス・ロイスのマスコットを最初に車両に掲げた「モンタグ」とはどんな人物?「スピリット・オブ・エクスタシー」のモデルとの公言できない関係とは
ロールス・ロイスのマスコットを最初に車両に掲げた「モンタグ」とはどんな人物?「スピリット・オブ・エクスタシー」のモデルとの公言できない関係とは
Auto Messe Web

みんなのコメント

3件
  • うん。わからん。わかりたいとも思わん。
  • ダサイ!
    素人が手を出さないのが原則!
    留ピン破損!
    留具破損!
    ライトハーネス破断!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

291.6392.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

215.9798.0万円

中古車を検索
GR86の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

291.6392.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

215.9798.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村