■市販最軽量ステンレスマフラーは純正より48%も軽量化!
自動車用アフターパーツメーカーのHKSは2023年12月19日、トヨタ「GR86」(ZN8)とスバル「BRZ」(ZD8)に適合するステンレス製マフラー「Hi-Power SPEC-L II for CUP」を発売しました。
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「軽さは最強の武器だ」という考えのもと、軽量化がもたらす軽快で機敏な動きを追求したマフラーで、その重量は7.8kg。これは2023年11月時点で、HKSが調べた市販品の中間パイプ付きステンレスマフラーで最軽量となっており、純正マフラー重量16.2kgの48%という軽量化を実現しているそうです。さらに、可能な限り重量物を車両の中心に寄せることで、コーナリング時のヨー慣性モーメントを低減し、より速く走るためのマフラーとして設計されています。
同製品はGR86/BRZ(ZD8)が搭載するエンジン「FA24」に最適なパイプ径をあらゆる角度から検証し、NAエンジンでの使用にベストなパイプ径に設計。スポーツ走行で常用する4500~6500回転の全域でトルクアップを実現しています。
トルクを重視しつつピークパワーもアップしており、7000回転までストレスなくエンジンが回る仕様となっています。
同社は開発にあたって純正マフラーとの性能比較として、シャシーダイナモを用いた加速性能比較試験を実施した結果、純正マフラーに対してすべての条件で目標回転数への到達時間が短縮され、加速性能に優れたマフラーであることが証明されたとしています。
最低地上高も140mmを確保し、純正マフラーに比べプラス7mmの地上高を確保しているそうです。スポーツ走行時のマフラーの横揺れ抑制効果も備えており、不要な慣性力が発生しないよう配慮しているほか、マフラー全体を可能な限りフロア内におさめ、下回りをフラットにすることで、スポーツ走行時の路面とのヒットリスクも低減できるレイアウトになっているそうです。
「Hi-Power SPEC-L II for CUP」は20万2400円(税込み)で販売中です。
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