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新型メルセデス・ベンツAクラス、サルーン追加 アウディA3に対抗 画像55枚

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新型メルセデス・ベンツAクラス、サルーン追加 アウディA3に対抗 画像55枚

もくじ

ー 10月正式発表 中国以外でも発売
ー ハッチバックよりやや長く サイズは?
ー ハッチと共通の内装 クラス平均以上の広さ

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10月正式発表 中国以外でも発売

メルセデス・ベンツは新型Aクラス・サルーンを公開した。英国での発売は今年末の予定だ。

新型Aクラスはハッチバックを基本とし、中国市場向けのロングホイールベース版サルーンがすでに発表されている。今回全世界向けに発売されるサルーンは、A3や2シリーズグランクーペに対抗するもので、10月のパリ・モーターショーで正式発表される。

Cクラスセダンの下位に、より安価な4ドア車として設定されることになる。これは1982年にEクラスの下に190シリーズが設定されたのと同様の動きだ。

メルセデスは、Aクラス・サルーンの発売時には2種類のエンジンのみがラインナップされるとしている。ただし、今後追加される可能性もある。163ps、25.4kg-mの1.3ℓの4気筒ターボ(A200)または、116ps、26.5kg-mの1.5ℓ4気筒ディーゼル(A180d)が選択可能だ。

どちらにも標準で6速マニュアル・ギアボックスが搭載される。ハッチバックと同様、7速DCTもオプションで選択可能だ。

ハッチバックよりやや長く サイズは?

DCTを選択すれば、A200の燃費は19.2km/ℓとなり、CO2排出量は119g/kmだ。A180dの場合、25.0km/ℓ、107g/kmとなる。

標準では前輪駆動となるが、AMGによるA35 4マティックやA45 4マティックを含めたいくつかの4WD仕様が設定される見込みだ。

フロントのスタイリングはハッチバック版と共通で、突き出した形のフロントグリルや、フロントフェンダーにもつながるヘッドライトが特徴だ。ハッチバックと異なるのはBピラーより後ろの部分のみだ。延長されたルーフやリアドアに加え、トランク部分の確保のためリアのオーバーハングも拡大されている。

全長4549mm、全幅1796mm、全高1445mmとなり、ハッチバック比で130mm長く、6mm高い。幅は共通で、ホイールベースも2729mmのままだ。

比較までに、アウディA3は全長4458mm、全幅1796mm、全高1415mmで、ホイールベースは2637mmだ。

メルセデスによれば、比較的小柄なフロントセクションや延長されたリアのオーバーハングにより、空気抵抗が低減されているという。Cd値は0.22となり、今までメルセデスで最良の値であったCLAの0.23よりも優れている。

ハッチと共通の内装 クラス平均以上の広さ

内装についていえば、Aクラス・サルーンのダッシュボードやインフォテインメントシステムは新型のハッチバックと同じだ。新設計のタッチスクリーンと音声認識を備えるMBUXも共通装備となる。

メルセデスは前席乗員のための肩、肘、頭上のスペースは平均以上だと主張しており、後席のヘッドルームはクラス最高レベルだという。荷室容量は420ℓとなり、A3の425ℓには若干劣っている。

このモデルはメルセデス・ベンツのMFA IIとよばれるプラットフォームを採用しており、ハッチバック版と同様2種類のリアサスペンションが用意される。下位グレードにはトーションビーム式が、上位グレードにはマルチリンク式が装着される。

生産地はドイツのラシュタット工場、およびメキシコにルノー日産とのジョイントベンチャーにより設立したアグアスカリエンテス工場だ。中国市場向けのロングホイールベース版は北京ベンツ・オートモティブが生産する。

Aクラス・サルーンの予想価格は2万6500ポンド(388万円)程度からと考えられており、A3サルーンよりも3000ポンド(44万円)ほど高いだろう。

Aクラス・サルーンは、Aクラス・ハッチバック、Bクラス、CLA、CLAシューティングブレーク、そしてGLAに続く6番目のコンパクトモデルだ。そして2019年末までには、アウディQ3やBMW X1に対抗するGLBが追加されると見られている。

なお、AUTOCAR JAPANでご覧になっている方は、「すべての画像をみる」ボタンから、外部メディアの方は、記事下のリンク「『新型メルセデス・ベンツAクラス、サルーン追加』すべての画像をみる」から、ほかの画像をお楽しみいただける。

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