仏ブガッティは10月28日、サーキット専用の新型軽量ハイパーカーコンセプト「ボライド」を公開した。
ハイパーカーの頂点に君臨するブガッティが、仮にライトウェイトスポーツを開発したらどうなるか。そんな素朴な疑問に対してブガッティが用意した答えがボライドだ。
8.0リッターW16クワッドターボエンジンは、各部の改良とレース用燃料の使用により1,850PSを発揮(ハイオクガソリン使用時は1,600PS)。これは従来最強だった限定車「チェントディエチ」の1,600PSを大幅に上回る数値だ。ターボチャージャーには、より高い過給圧と回転数に対応した新開発のタービンブレードを採用。超高速域で必要となるシビアな潤滑性能を達成するため、ドライサンプ方式のオイル循環経路はリザーバーからポンプの形状まですべてが見直された。また、トラック性能向上のため、エンジンオイル、トランスミッション、デファレンシャルそれぞれに、水冷プレクーラー付きのオイル冷却装置が設けられるなど、クーリングシステムも強化されている。
ハイパワー化の一方で、大幅に削減されたのが重量。すべてのネジや結束部品がチタン製とされたほか、穴空き加工や薄肉化、さらには3Dプリンター製パーツの採用など細部まで徹底した軽量化が実施されている。一例を挙げると、強力なストッピングパワーを発揮するブレーキキャリパーはわずか2.4kgという重量だ。こうした改良の結果、ボライドの乾燥重量は1,240kgにとどまり、パワー・トゥ・ウェイトレシオは驚異的な0.67kg/PSとなる。
ボライドは往年の名車「タイプ35」からDNAを受け継いだとアナウンスされ、全高は90年以上前の先祖とまったく同じわずか995mm。スペック、ディメンションともすべてがエキセントリックなボライドゆえに、そのドライビング体験は、さながら大砲の弾頭に乗るようなものとメーカー自ら認めている。
技術開発責任者のステファン・エルロットによれば「ボライドにはブガッティが培ってきた技術のすべてが注ぎ込まれており、その開発は知的なエクササイズ以上のものがあった」と言う。量産は現状未定とのことだが、実現すれば即完売は必至だろう。
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みんなのコメント
時代は進んでもやっぱり内燃機関のスーパーカーに憧れを抱きます。