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アウディ R8 クーペ/スパイダーを一部仕様変更。過去最強の620馬力エンジンを搭載

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アウディ R8 クーペ/スパイダーを一部仕様変更。過去最強の620馬力エンジンを搭載

アウディ ジャパンは、フラッグシップ スポーツのR8を一部仕様変更し、受注を開始した。デリバリーは2019年12月以降の予定だ。

V10搭載10周年記念の限定モデルも同時に発表
アウディ R8は、アウディのフラッグシップ・スポーツカーだ。初代のクーペは2006年(スパイダーは2010年)に発表され、現行型はクーペが2016年(スパイダーは2017年)に発表された2代目になる。

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今回の一部仕様変更で、車名はR8 クーペ/スパイダー V10 パフォーマンス クワトロとなった。そして今回の目玉は、ミッドシップ搭載される自然吸気の5.2L V10エンジンの最高出力がアウディの市販モデルとしては過去最高の620psとなったこと。最大トルクは580Nmだ。

組み合わされるトランスミッションは7速Sトロニック(DCT)で、電子制御油圧多板クラッチ式のクワトロ システムが、フルタイムで4輪を駆動する。前後トルク配分は、前100:後0から前0:後100まで可変する。

エンジンの低負荷時は片バンクを休止させるシリンダーオンデマンドや、アクセルをオフにするとエンジンを駆動系から切り離すコースティングモードなども採用して、優れた環境性能を目指している。

アルミニウムとCFRPからなるASF(アウディ スペースフレーム)は、さらなる軽量化と高剛性化を達成している。前後重量配分は前42:後58と理想的な数値。マグネティックライドサスペンションやカーボンセラミックブレーキも採用し、新デザインの20インチホイールも標準装備する。

エクステリアでは、前後にLEDライトを標準装備し、レーザーハイビームやダイナミックターンインジケーターも搭載。フロントまわりはグリルやスリットのデザイン変更により、シャープな印象となった。リアでは、大胆なデザインのデイフューザーと大型のエキゾーストパイプが目をひく。

インテリアはフォーミュラカーを想起させるモノポストデザインで、ステアリングにはさまざまなボタンを集約し、主要な操作はステアリングから手を離さずに行える。メーターパネルは12.インチTFTディスプレイのアウディ バーチャルコクピットを標準装備している。

スパイダーの電動ソフトトップは遮音性に優れたクロス製で、トップコンパートメントカバーはCFRP製。約20秒で開閉でき、50km/h以下なら走行中でも操作できる。

車両価格(10%税込)は、R8 クーペ パフォーマンス 5.2FSI クワトロ Sトロニックが3001万円。R8 スパイダー パフォーマンス 5.2FSI クワトロ Sトロニックが3146万円。ハンドル位置は左右とも選べる。

なお、R8のV10エンジン搭載モデルの10周年を記念して、限定モデルの「Decennium(デセニウム)」も同時に受注を開始。クーペをベースに、ダイナミックステアリングやハイグロスブラックスタイルパッケージ、電動調整機能付きファインナッパレザーダイヤモンドスティッチングスポーツシートなど、さまざまな特別装備が施されている。

世界限定222台で、日本国内の割り当ては10台の予定。車両価格(10%税込)は3091万円。ハンドル位置は左のみだ。

[ アルバム : アウディR8 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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