2.5L4気筒ハイブリッド 最大232ps
北米トヨタは9代目となる新型カムリを発表した。
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米国で設計および製造されたこの新しいカムリは、さらなるパワーアップと新しい外観、それに多くの機能を追加しベストセラーとしての地位継承を目指す。
今回はハイブリッド専用モデルとなり、2.5Lの4気筒エンジンと第5世代トヨタ・ハイブリッド・システムを組み合わせて搭載する。
このシステムはFWDモデルでは225ps、AWDモデルでは現行モデル比30ps増となる232psを発生する。
このシステムは従来のものよりもエンジン回転数を低く保つように躾けられており、さらなる環境性能向上が図られているという。
スポーティグレードには空力パーツ多数
全グレードで選択可能なAWDシステムも新たなハイブリッドシステムと連携するように改良され、可変の前後トルク配分により滑りやすい路面でも安定した走りを実現するとのことだ。
外観上は特徴的なハンマーヘッド・フロントフェイシアが新鮮かつクリーンさを演出し、スリムなLEDヘッドライトやテールライトが与えられる。
SEおよびXSEのグレードはスポーティなスタイリングを持ち、エアダクトやディフューザーなどの空力パーツが取り付けられる。
またXSEはボディ同色のフロントグリルとブラックのトランクガーニッシュを備え、SEには18インチ、XSEには19インチのホイールが装備される。
内装はSEではボルダーまたはブラックのスポーティなソフテックスのシートが、XSEでは芸術的なパンチングが施されたレザーのインテリアが特徴だ。
シート刷新 風切り音低減の工夫も
一方LEおよびXLEはコンフォートグレードとして設定され、独自のインテリアの個性とスタイルを持っている。
上位のXLEグレードにはライトグレーまたはブラックのレザーおよびマイクロファイバーのシートが与えられ、特徴的なキルティングがドアパネルおよびダッシュボードにも見られる。
この新型カムリではシートの快適性を向上すべく、クッションの形状と密度を変更したほか、上位グレードでは前席にシートヒーターおよびベンチレーターも装備される。
さらに風切り音やハーシュネスを低減させるべくフロント側面のガラスをラミネートし、より静かなキャビンを実現したとのことだ。
インフォテインメントも最新に
コックピットを見ると、LEおよびSEモデルには標準で7インチの、XLEおよびXSEグレードには12.3インチのフルデジタルゲージクラスターが装備されている。
さらにXLEおよびXSEには10インチのヘッドアップディスプレイも備わり、速度やナビゲーションなどの確認が可能だ。
インフォテインメントシステムは8インチまたは12.3インチのスクリーンが含まれており、アップル・カープレイやアンドロイド・オートも使用可能だ。
その他にもサブスクリプションにより「ヘイ・トヨタ」で起動するアシスタントや、スマートフォンアプリでの施錠および解錠、それにリモートエンジンスタートなども利用可能になる。
この2025年型トヨタ・カムリは2024年春に米国での発売が予定されている。
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