富士スピードウェイで行われている2019スーパーGT第2回公式テスト。2日目午前のセッションではGT500クラスが#6 WAKO’S 4CR LC500、GT300クラスは#34 Modulo KENWOOD NSX GT3がトップタイムを記録した。
テスト1日目は終日ドライコンディションだったが、昨日の夕方から今朝にかけて強い雨が降った影響で、路面は乾いているもののコースの各所にウエットパッチが残っている状況の中で、午前のセッションがスタートした。
■富士テスト1日目午後|カルソニックIMPUL GT-Rが好調維持!トップタイムをマーク
開始と同時に各車が一斉にコースインしたが、1コーナーを立ち上がったところで#39 DENSO KOBELCO SARD LC500のヘイキ・コバライネンがバランスを崩しコースオフ。外側のタイヤバリヤにクラッシュした。
ドライバーは無事だったが、マシンがコース脇に止まったため安全のため、開始から1分も経たないところで赤旗中断となった。マシンもフロント部分が破損し、結局午前のセッションは走行できずに終わってしまった。
9時11分にセッションが再開され、各車とも本格的にテストをスタート。GT500クラスでは走り出しから#12 カルソニック IMPUL GT-Rが好調な走りを見せ、開始30分のところで1分28秒705を記録しトップに浮上。その後1分28秒621までベストタイムを縮めた。
同じく1日目のセッション2で3番手に入った#64 Modulo Epson NSX-GTも牧野任祐が1分28秒753をマークし一時2番手につける速さを見せた。
セッション中盤に入ると#37 KeePer TOM’S LC500が1分28秒644で2番手、#23 MOTUL AUTECH GT-Rが1分28秒667で3番手と、トップに非常に近いタイムをマークしてきた。
これに対しブリヂストンタイヤを履くNSX-GT勢のタイムが伸び悩み、#1 RAYBRIG NSX-GT、#8 ARTA NSX-GT、#17 KEIHIN NSX-GTが11番手以下に固まっているのが気になるところだった。
一方、GT300クラスでは#34 Modulo KENWOOD NSX-GTがセッション前半から速さをみせ、開始1時間を過ぎたところで大津弘樹が1分36秒760をマーク。トップタイムを記録した。
開始から1時間50分が経過したところで#64 Modulo Epson NSX-GTのナレイン・カーティケヤンが1コーナーでスピン。コース脇のランオフエリアにストップしてしまった。
通常のテストであれば赤旗が出されてマシンが回収される場面だが、ちょうどこのセッションでセーフティカー訓練が午前11時から予定されていたこともあり、このタイミングを利用してセーフティカーを導入。マシン回収と並行して、セーフティカー訓練が実施された。
残り10分のところでセッションが再開されたが、残り5分のところでカーティケヤンが最終コーナーでスピン。コース脇のバリヤにヒットしてしまった。これによりセッションは終了されることになった。
ちょうど、この赤旗が出る直前に#6 WAKO’S 4CR LC500の大嶋和也が1分28秒522を叩き出し、このセッションのトップタイムとなった。2番手には12号車、3番手には37号車が続いた。
GT300クラスは34号車がトップのままでセッション終了。2番手に#5 ADVICS マッハ車検 MC86、3番手に#56 リアライズ 日産自動車大学校GT-Rがつけた。
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