フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネは、F1が将来に向けて策定中のプランをようやく前向きに検討し始めたようだ。エンジン規定に関する新たな改訂案の内容に「希望が持てた」というのだが、一方でチームとしてF1から離脱する可能性があるとした警告は取り下げていない。
フィアット・クライスラー・オートモービルズのCEOでもある65歳のマルキオンネは、昨年11月にリバティ・メディアが2021年導入予定の新エンジン規定の草案を提出した際は、強硬姿勢で臨んだ。提案の全体構想がフェラーリの権益に合致しないとして、そのまま実施される場合はF1からの撤退も辞さないとしていたのだ。
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