カバーだけで顔付きがガラリと変わる!
【貼るエアロ】という提案
三菱・デリカD:5アクティブギアにドハマりするワークの数量限定ホイール
左右にバンパープロテクターを装着することでボリュームをアップ。貼るだけでバンパーを換えたかのような激変ぶりを味わえるのだ。
ハーフからフルバンパーまでエアロと展開するバタフライシステムが、新しい展開を仕掛けようとしている。50プリウスで見せた【貼るエアロ】とは。その真意を探ってみた。
ここ最近のエアロのトレンドというと、バンパー下にアドオンするフラップタイプか、ビッグハーフと呼ばれるフォグまわりまで造形したハーフエアロ。そこに新たな選択肢を加えたのが、福岡県のエアロメーカー・バタフライシステムだ。
バタフライシステムといえば、ハーフタイプの【グランツ】とフルバンパータイプの【黒死蝶】を擁する人気エアロメーカー。これまでの流れを踏まえれば、50プリウスにもハーフタイプのグランツを設定し、その後、フルバンパーの黒死蝶を開発ということになるのだが、今作はひと味違うアプローチで攻めてきた。
それが【貼るエアロ】だ。「もともと、50プリウスに乗っているオーナーから『プリウスも新型PHVみたいな顔になればいいのに』という声があったんです。ただ、普通に作るとバンパータイプのエアロになってしまう。そこで、メッキのガーニッシュのように貼るだけでOKなものを作れないかとスタートしたのが、今回のバンパープロテクターなんです」と代表の荒巻さん。
その言葉を借りれば、50プリウスに向けて開発されたバンパープロテクターは、まさにデザインされた大きなカバーだ。このパーツの一番のメリットは、取り付けが簡単なこと。基本的には両面テープでの固定のみでOKなので、塗装済みを購入すればDIYで取り付けができる。また、バンパーやハーフエアロと異なり、商品が小さいので送料も安く済むというメリットもある。
デザイン的には、バンパーのコーナー部分にボリュームをもたせ、開口部風の意匠を取り入れていて、新型プリウスPHVのような顔付きに変貌できるのが最大の特徴。それでいて、極力純正感を損なわないようにしているので、クルマに詳しくない人でも取り入れやすいよう配慮されている。「現状はプロトタイプなので、スポット状のデイライトを加えるなど、これから細かい部分を詰めていきますが、ベースはこの形状で発売予定です」。
純正
フロントフラップ
写真左は、ここ最近トレンドになっているフラップタイプのエアロを装着した状態。もちろん、バタフライシステムが50プリウス用に発売を予定している商品のひとつ。上の純正とは異なって見えるものの、やはり物足りなさを感じてしまう。
この部品の正体は?
一見しただけでは、どこにどう装着されるかが分からないけど、これが新たな提案となるバンパープロテクターだ。
Butterfly System
50プリウス用パンバープロテクター
SPECIFICATION
フロントバンパープロテクター
フロントフラップ
サイドフラップ
リアハーフスポイラー
専用LEDレッドレンズ
リアバイザー
リアウイング
足まわり/ボルドワールド・アブソリュートDSネクスト
ホイール/ワーク・シュヴァートクヴェル(19×9.0)
タイヤ/ニットー・NT555G2(225/35-19)
STYLING CHECK
純正
フロントフラップ
フロントフラップ+バンパープロテクター
サイド&リアまわりも開発中
フラップ状のデザインを採用したサイド。前後にアクセントを設けたデザインで、取り付け方で出し幅の調整も可能。
中央の大型ディフューザーデザインに加え、左右にフィン状のアクセントを入れたリア。フィン部分はレス仕様も検討中。
リアウインドウ上部に装着するリアバイザー。シンプルなデザインで、いろいろなドレスアップスタイルに合わせやすい。
リアバイザーと比較して、大きめの意匠が与えられたリアウイング。ボリュームがあるので迫力のあるリアビューを演出できる。
足元には新生シュヴァートから登場したクヴェルを合わせる。鋳造の限界を超えた芸術的な意匠に注目したい1本。
(スタイルワゴン2018年3月号より)
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