扱いやすい5ナンバーサイズを継承した最新コンパクト・ミニバンに迫る!
キーワードは「シカクマル」
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8月23日、トヨタは、フルモデルチェンジした新型「シエンタ」を発表した。
新型シエンタは初代から数えて3代目となる。エクステリアは、「シカクマル」という言葉をキーワードにデザインされた。たとえばコーナ部を丸くすることで、コンパクトに見せつつ取りまわしの良さにもつなげたという。ボディサイドにはシトロエン「C3」などを彷彿とさせるプロテクションモールを装着した。
ボディカラーは「アーバンカーキ」や「スカーレットメタリック」などのモノトーンが7色と、ダークグレーのルーフ色と組み合わせたツートーンカラーを2色用意。
インテリアは、水平基調のインパネを採用した。アッパー部前端から左右のドアベルトラインへのシームレスなつながりによって、車両感覚がつかみやすいという。そして上部にファブリックを使い、質感を高めた。室内を囲むガラスに、赤外線や紫外線をカットするUVカット・IRカットの機能を設けた。シートは、消臭・撥水撥油加工を施したファブリックシート表皮も選べる。
フロントシートから2列目シートのヒップポイント間距離は、最大1000mm(従来型比+80mm)を実現。後席の快適性を高めるべく「天井サーキュレーター」を設定。エアコンから、吹き出された暖気/冷気を効率的に後席側に循環する。スライドドアには日差しを遮る「サンシェード」も装備。
パワースライドドア開口部の高さも1200mm(従来型比+60mm)に広がり、後席への乗降性を高めた。キーを携帯している状態であれば、フロントドア下側に足を出し入れすることでパワースライドドアが自動で開閉する「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」も設定された。
100万円台のモデルもあるぞ!
プラットフォームは、TNGAプラットフォーム(GA-B)をベースに新設計されたものを採用。車両の主要骨格に採用されている構造用接着剤およびルーフパネルに採用されているマスチックシーラーの一部を高減衰タイプとすることで、操縦安定性、乗り心地、静粛性を高めた。
足まわりでは、前後のサスペンションジオメトリーを最適化。フロントにマクファーソンストラット式を、リヤにはトーションビーム式を採用。最小回転半径を5.0mだ。
パワーユニットはハイブリッドとガソリンの2本立て。前者は1.5リッターダイナミックフォースエンジン(M15A-FXE)にモーターを組み合わせる。クラストップレベルのWLTCモード走行燃費28.8km/Lを達成した。4WDモデルはリアにモーターを搭載した「E-Four」を採用。降雪時や雨天時における登坂発進時の安心感を向上した。
後者は1.5リッターダイナミックフォースエンジン(M15A-FKS)にDirect Shift-CVTを組み合わせる。WLTC走行モード燃費18.3km/Lだ。
最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」は全車標準装備。「プリクラッシュセーフティ」は、車両、歩行者、自転車運転者に自動二輪車(昼)を加え検知範囲を拡張した。「アドバンストパーク」は、駐車時のハンドル操作、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジの全操作を車両が支援する。
メーカーオプションで「ドライブレコーダー(前後方)」も設定。トヨタセーフティセンスの単眼カメラと、新たに追加した後方カメラが捉えた走行中の映像を内蔵メモリに録画。映像データはディスプレイオーディオでの再生に加え、スマートフォンやUSBメモリに転送し持ち運びも出来る。
新型シエンタの価格は195万~310万8000円。
文・稲垣邦康(GQ)
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