車種別・最新情報 [2023.08.22 UP]
話題の三菱・トライトンってどんなクルマ?新旧モデルをまとめてみた
三菱トライトンが楽しみな理由【自動車ジャーナリスト九島辰也が解説】
三菱 トライトン
7月26日、タイ・バンコクで三菱の新型1トンピックアップトラック「トライトン」が盛大にワールドプレミアされました。プレゼンテーションの様子は生配信され、5万回以上視聴されるなどクルマ好きの注目を集めています。
このプレゼンテーションで、新型トライトンが2024年初頭に日本市場へ導入されることも明らかにされていますが、このモデルに多くのファンからの熱視線が注がれるのは何故なのでしょうか。
そこで今回は、新型トライトンの注目すべきポイントをまとめてみました!
日本市場への投入は約12年ぶり!
三菱・トライトンは、2005年8月にタイで生産および販売をスタートすると、以後、現在に至るまで三菱のグローバル戦略を担うモデルの一つとして、世界各国の市場へ順次輸出されています。
なお、当時の三菱は相次いで発覚した不祥事の影響で経営が悪化しており、再建を目指すべく「三菱自動車再生計画」を発表したばかり。トライトンはその再生計画を達成するための一手として、重要な役割を担っていました。
日本市場には2006年9月に投入されましたが、2011年で販売終了。今回、およそ12年ぶりの国内市場復帰となりました。
新型トライトンはパワーに注目 ライバルはズバリ!トヨタ・ハイラックス!
搭載するエンジンは、4N16型2.4L 直4ターボクリーンディーゼルエンジン
新型トライトンで注目したいのは、やはりそのスペック。現在販売されている国内メーカーのピックアップトラックと言えばトヨタ・ハイラックスですが、日本市場向けの新型トライトンはそのハイラックスに真っ向勝負を挑むような内容となっています。
ピックアップで最も気になるのは、何と言ってもパワー。トライトンが搭載するのは、新開発の4N16型2.4L 直4ターボクリーンディーゼルエンジンです。
現行型ハイラックスと同等のエンジンですが、大きな違いは、用途に応じて異なる仕様が用意される点。ハイラックスが110kW / 400Nmの1種類を設定しているのに対し、トライトンは150kW / 470Nmの高出力仕様を筆頭に、135kW / 430Nm、110kW / 330Nmという3種類の仕様が用意されます。
また、トランスミッションを6速ATと6速MTから選択可能としている点も見逃せません。
インテリアは、走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調のインストルメントパネルを採用。乗員の保護として、ソフトパッドを要所に配し実用性の高さが確保されています。
スイッチ類や収納などは手袋をしたままでも使えるよう、操作性やサイズ感を調整しているのも特徴的です。
ボディカラーは、鮮やかなヤマブキオレンジメタリックを用意。人気色である白系は、ホワイトダイヤモンドとホワイトソリッドの2色が用意されています。
そもそもトライトンはどんなクルマ?
2006年式 トライトン
ここまで新型トライトンについて触れてきましたが、そもそもトライトンとはどんなクルマなのでしょうか。
前述の通りグローバル戦略車として2005年に誕生したトライトンですが、三菱のピックアップとしては1978~1986年の「フォルテ」、1986~1999年(国外では2008年まで)の「ストラーダ」の流れを引き継いだモデルです。
2006年9月に「タイ生産のアーバン スポーツ ピックアップ」という触れ込みで国内販売をスタート。当時の発表によればトライトンは、国内メーカーから新車販売される唯一のピックアップだったとのこと。
発売1か月前から先行予約を実施し、初期導入計画の300台に対して180台を受注する人気ぶりだったようです。
2010年式 トライトン
最高出力131kWの3.5L V6ガソリンエンジンを搭載した5人乗り仕様で、走行中でも2WD/4WDを切り替えられるイージーセレクト4WDを搭載。
耐久信頼性の高いラダーフレームを採用し、当時の三菱の“顔”であったダカールラリー参戦車・パジェロ エボリューションの要素を取り入れたデザインを組み合わせてスタイリッシュかつスポーティなスタイルを表現しました。
その後、2009年と2010年にマイナーチェンジされましたが、2011年8月で国内販売が終了。以後は海外市場専用モデルとして、アジアを中心に展開されます。
近年はラリー車としても存在感を高めており、今年8月13日~19日に開催されたアジアクロスカントリーラリー2023では、総合3位入賞という成績を収めました。
新型「トライトン」(T1仕様)
中古車は激レアモデル化!?最新情報をチェック!
グーネットを見てみると、登録台数は2023年8月時点で16台。12年以上前のモデルだけに、激レア化は避けられない流れとなっているようです。
物件別の走行距離は約5万km~15万km超と幅があるものの、中古車平均価格帯は146.1万円で、個体差による価格差はあまり見られない状況となっています。
今回のフルモデルチェンジにより、デザインも大きく様変わりを遂げるトライトン。中古車を狙うのであれば、早めのリサーチがオススメです。
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