2月13日(水)に王者メルセデスのニューマシンW10が発表された。ダブルタイトル6連覇を目指すチャンピオンチームは、リヤタイヤへの負荷が軽減されるようにニューマシンを設計したという。
チーム代表のトト・ウルフは、次のように述べた。
「2019シーズンは我々みんなにとって、チャンレンジの年だ。レギュレーションはかなり変わったので、我々はゼロから始めなければならない」
「当然、何も保障されていることはない。我々が前にいるという感覚は全くないし、全てのチームがタイトルを狙える。全チームが脅威となる可能性があるんだ」
W10の発表直後から、メルセデスはPR動画撮影用のフィルミングデーを活用し、シルバーストンでシェイクダウンを開始した。まずはバルテリ・ボッタス、その後にルイス・ハミルトンが走行する予定だ。
すでに新車の発表が行われている他のチームと比べても、サイドポッド周辺がかなり作り込まれている印象を受けるW10。テクニカルディレクターのジェームス・アリソンは、昨年までのマシンの弱点を改善し、長所をさらに伸ばすことができたと、自信を持っているようだ。
「レギュレーションが変わるときは、チャンスでもあるし、脅威でもある。素早く、賢く対処することができれば他の全てのチームをリードできる。仕事が十分じゃないかもしれないという不安と同時に、スリルと興奮を感じる。実際はどうなのか分かるのが待ち遠しい」
「W09は、W08よりもかなり扱いやすくなり、近年悩みの種だったトラックでも競争力を発揮できた。しかしながら、まだリヤタイヤの性能を維持する上で、他のチームよりも劣っていたところがあった」
「我々はサスペンションや空力の特性に懸命に取り組み、タイヤにもっと優しいマシンを生み出すことができたと思う。我々はカレンダーの全てのトラックで、レースのあらゆる段階で十分な競争力を持っていることを期待している」
全体的な構造やホイールベースは変わっていないため、W10はこれまでのマシンの特徴を引き継いでいるという。
また、そのパワーユニットはさらに進化。冷却システムが見直されているようだ。
「我々は、パワーユニットの冷却構造を変更した。それがマシンに空力的なメリットをもたらし、パワーユニットの効率性にも好影響を与えるはずだ。その効果が発揮されることを期待している」
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