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メルセデス・マイバッハブランド初のオール電動モデル「EQS 680 SUV」。最高出力484kW、航続距離は最大600km

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メルセデス・マイバッハブランド初のオール電動モデル「EQS 680 SUV」。最高出力484kW、航続距離は最大600km



メルセデス・マイバッハは、ドイツ本国で現地時間の2023年4月17日に同ブランド初のオール電動モデル(バッテリーEV)「EQS 680 SUV」を発表。その後4月18日に上海モーターショーで公開された。このモデルはメルセデス・ベンツEQシリーズのSUVである「EQS」をベースとしたモデルで、マイバッハのエッセンスを随所に盛り込み、ブランドにふさわしい性能が与えられている。

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●文:月刊自家用車編集部

マイバッハ特有のラジエーターグリルをエレクトロモビリティの時代にも継承

オール 電化のトップエンドラグジュアリーSUVセグメントにおける新しいベンチマークとなるべく開発されたメルセデス・マイバッハ「EQS 680 SUV」。マイバッハ特有のラジエーターグリルをエレクトロモビリ ティの時代にも継承すべく、他のマイバッハラインアップ同様にボンネットに直立したメルセデスのエンブレムと印象的なフロントブラックパネルを備えた特別なエクステリアを採用している。

ボディサイドには、メルセデス・マイバッハのシグネチャーに不可欠な要素である大胆なクロームサラウンドとクロームメッキのBピラートリムを装着。Dピラーにはマイバッハエンブレムを、フロントウィンドウの三角窓には「EQS」の文字がさりげなく入っている。さらにホイールアーチは、SUVのパワーとエモーショナルな存在感を強調するためにハイグロスブラックのクラッディングが施されている。

ホイールは21インチまたは22インチの専用アルミホイールと鍛造ホイールが用意され、ホイールハブ・ キャップには「MAYBACH」のレタリングが施されている。このレタリングはテールゲート、リアエプロン、スポイラーリップにもクロームトリムエレメントとともに施されている。

インテリアもメルセデス・ベンツ「EQS」に準じたものになるが、シートなどの素材に暖色系のエスプレッソブラウン/バラストブラウン・パールのマイバッハ専用ナッパレザーを標準装備している。さらにマキアート・ ベージュ/ブロンズ・ブラウン・パールや洗練された印象を 与える、クリスタルホワイト/シルバーグレー・パールのマイバッハ・マニファクチャ・ エクスクルーシブ・ナッパレザーもオプション設定されている。

さらにリヤ席用の快適装備として、標準装備のエグゼクティブシートにはベンチレーション、マッサージ機能、ネック&ショルダーヒーターが装備され、ふくらはぎマッサージやショーファー・パッケージも用意される。また、右後席の乗員がリクライニングポジションを選択すると同時に、助手席が自動的に前方に移動し、ショーファーポジションにすることが可能だ。

加えて、オール電動モデル(バッテリーEV)であり、マイバッハブランドらしい静粛性を実現するため、メルセデス・ベンツ「EQS」の優れた騒音・振動の快適性をベースとしつつ、アンダーボ ディのパネルに傾斜をつけることでホイールアーチの砂埃が舞い上がる音を低減している。このNVH対策は主に後席に向けられたものであり、ラゲッジルームカバーはARTICO人工皮革で覆われ、リアシートの背もたれの上端に取り付けられ、リアウィンド ウの下端までトランクを密閉。これにより、非常に効果的に騒音を抑制することができたとしている。

ボディサイズは全長5125mm×全幅2034mm×全高1721(米国仕様は1725mm)。ホイールベースは3210mm。搭載されるパワートレーンは、ベースとなるメルセデス・ベンツ「EQS」に準じるが専用チューンが施されている。2つの電動モーターを搭載し、最高出力は484kW(中国仕様は470kW)/最大トルク950Nmを発生。0−100km/h加速は4.4秒、最高速度は210kmとされている。航続距離は現時点では暫定値だが600kmまでとアナウンスされている。

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