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あのマイバッハも電動化、航続距離約600kmを誇る贅を極めた超プレミアムSUV「マイバッハEQS」の登場が近い

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あのマイバッハも電動化、航続距離約600kmを誇る贅を極めた超プレミアムSUV「マイバッハEQS」の登場が近い

ダイムラーは9月5日(現地時間)、メルセデス・マイバッハ初の完全電動モデルとなるコンセプトモデル「メルセデス・マイバッハEQS」を発表した。

コンセプト・メルセデス・マイバッハEQSは、メルセデスのラグジュアリー・エグゼクティブクラス用のEVプラットフォームを採用。コンセプトをうたってはいるが内外装は量産型に近く、ベースとなるメルセデス「EQS SUV」が2022年に登場した後、正式デビューする予定だ。

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ルックスの特徴は、巨大なブラックパネルと縦のピンストライプを使った独自テイストのフロントグリルで、エッジを削ぎ落とした滑らかな面構成やクロームモールの多用も相まって、高級感と先進性の絶妙なバランスをもたらしている。また、特徴的なツートーンペイントは、ボディ上がオブシディアンブラック、下がジルコン・レッドの組み合わせで、コンビネーションは上下逆ながら「メルセデス・マイバッハGLS」のイメージカラーとも共通性を感じさせる仕上がりとなる。

インテリアはリア2人掛けの贅沢なスペースで、フロントから続くフローティングコンソールには花を飾るスペースも設置され、望めばシャンパングラスの格納スペースや冷蔵庫も装備可能。ドアパネルや後席周囲にはファッション界のトレンドを取り入れたテキスタイルが配され、レザー内装の従来型高級車とは一線を画す。一方のコクピットには、3つのモニターを内蔵した大型パネル「MBUX ハイパースクリーン」を採用し、メルセデス・マイバッハ専用のグラフィックも用意される。

現状、詳細なスペックは明らかにされていないものの、航続距離は約600km(WLTP)となる予定で、ショーファー用途も含めた最高級車ニーズに応える。主要マーケットと見込むのは、中国、ロシア、韓国、米国、そしてドイツ。これらの地域では顧客年齢の若年化が進み嗜好の変化が顕著とのことで、メルセデス・マイバッハも若いビジネスエリートを中心に訴求を図っていく予定だ。


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