SクラスのEV版「メルセデス・ベンツ EQS」に乗った! その高級感はテスラなどのライバルを圧倒している
掲載 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 108
掲載 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 108
「EQS」は全長5.22m×全幅1.93m×全高1.51m、ホイールベース3.21mと「Sクラス」のロングバージョンとほぼ同じサイズだが、トランクルームのノッチがないワンモーションデザインが与えられている。大きなハッチゲートをもつトランク容量は通常で610L、リアシートのバックレストを倒すと最大で1770Lとなる。
つまりリアシートにお客さまを迎えるSクラスと違って、EQSはプライベートオーナー向けなのだ。理由は簡単、トランクルーム(荷室)と繋がっているリア空間はライフスタイル向けでスポーツグッズなどかさばる荷物の搭載には便利だが、きちんと仕切りのある3ボックスセダンに比べて騒音や空調などは大きく劣る。ロールス・ロイスやマイバッハなどの高級車が常に独立したトランクをもつのはそのためだ。
同乗試乗のインプレッションを進めよう。ボディはチーフデザイナーのゴーデン・ワーゲナーが「プログレッシブラグジュアリー」呼ぶ、エッジをもたない滑らかなサーフェスが際立つ。その前面投影面積は2.51平方メートル、Cd値は0.20と量産モデルとしては世界最良のレベルに達している。
ただし不可解なのはここまで空力に拘ったデザインにも関わらず、価格が半分以下の「ホンダe」でさえ標準装備しているリアビュー電子カメラがない。社長のオーラ・ケレニウス自らの説明によると、顧客がまだ車内モニターに慣れていないという理由や、ドアミラーを電子カメラに代えた場合の空力特性の改善による航続距離延長よりも、カメラの電力消費量の方が大きいからだという。
さらにもう一点、ドライバーの視線を監視する装備によって、後述する助手席専用画面をドライバーが横から2秒以上注視していると、その画面が消えてしまう。この誤操作を回避するためにもダッシュボードにドアミラー画面をレイアウトできないのだ。
また、EQSのフロントフードの下には、従来のEVのような充電ケーブルを置く小さなトランクも補器類も見当たらない。代わりに600gの活性炭が詰まったおよそ60x41x4cmサイズの空気清浄フィルターが搭載されており、キャビン内の補助フィルターとともに、車外から入り込む臭いやPM2.5、NOx(窒素酸化物)、SO2(二酸化硫黄)を除去する。EQSは先に発表されたSクラスを超える快適空間なのだ。
ダッシュボードはエキサイティングな未来空間である。車幅いっぱいに広がった全長1.4mのハイパースクリーンは、使い古された表現だがまさにSFの世界に入り込んだようだ。画面は3枚で構成され、ドライバーの正面はADAS(先進運転支援システム)を含む運転情報、中央がナビやエンターテイメント、助手席正面にも専用のモニターが用意されている。すべての操作はフィードバック機能付きタッチ入力、あるいは音声入力だ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ANAオリジナルの大人気「フロントオープンキャリー」シリーズから、初の横型モデルが登場! “ビジネスバッグ感覚で使える”機内持ち込み可能なキャリーバッグとは
「これぞ漢」「Zの直系!!」ネイキッド市場を牽引したカワサキの空冷マルチといえば…?
【価格は206万3600円から】ホンダNボックス・カスタムにブラックアクセントの価格は様車『ブラックスタイル』登場
トヨタ紡織、初のスマート工場を米ケンタッキー州に開設
トヨタ、米アリゾナ試験場の大規模改修を完了…新オーバルコースや先進運転支援システム評価コース設置
ホンダ新型「プレリュード」の日常における実力を検証!2ドアでも“家族と犬は快適”だった
350馬力の最強商用車「ディフェンダー・ハードトップ」日本初導入。あえて選ぶ「2人乗り」の機能美と贅沢
性能だけでなくスタイルも追求。よりディープにハーレー中型車のX350をいじる!
クルマの免許は18歳から……ブブーはずれ!! なんと16歳で取れる4輪免許があったのよ!!!
今季のベストダウンはこれで決まり! ハイク x ビオトープの人気別注から新作が登場
「ホンダのスクーター」がベースとは思えない!? ターボ付きで魔改造にもほどがある化け物カスタムマシン登場!!
「バレなきゃタダ」は甘かった! 首都高が「ブチギレ」提訴へ 料金踏み倒す“悪質カルガモ走行”に「3倍請求」で「逃げ得」許さぬ姿勢とは
【争奪戦ふたたび】受注再開のスズキ「ジムニーノマド」に大幅改良の噂。安全装備の改良&MTにACC搭載…ただし値上げと“納期地獄”は避けられない?
大幅改良で延命のレクサス「IS」。新型は3年以内に“シリーズ化”され登場か…ワゴン、SUV追加の可能性も
リアガラスは寝かせ気味でラゲッジルームは控えめ…もしBMW次期「1シリーズ」BEV版がシューティングブレークだったら?
【これが最後のテコ入れか?】マツダ「CX-3」が2グレード体系に再編で新登場。人気装備の標準化の裏で“選べるモデル激減”の実質延命に
【衝撃】ついに「GR MR2」が商標出願。トヨタ製ミッドシップスポーツ復活へ…予想スペック、価格、発売時期はどうなる?
「センチュリー」セダンの2026年型は見た目そのまま中身だけ更新。最新セーフティと8インチ画面追加などの一部改良で292万円アップ
【黒でキリッと仕上がった】ホンダ「N-BOX カスタム」に“ブラックスタイル”新登場! 専用ブラック加飾×充実装備の特別仕様車が発売
ディーゼルがなくなった点が惜しまれる。新型「CX-5」は本当にフルモデルチェンジといえるのか?
全長5mオーバーの「LS」級サイズになった新型レクサス「ES」は2026年春発売。大型インフォ画面やフレグランスの未来感ある演出にも注目
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!