10回記念 ジウジアーロからコメントビデオ
2008年にスタートしたフィアット・パンダのオーナーズミーティング「Pandarino(パンダリーノ)」は今年で10回目を数え、330台を超えるエントリーがあった。浜名湖湖畔のキャンプ場渚園には、開場より前から多くの参加者が集まり、クルマを囲んで早くも盛り上がっていた。入場がスタートすると、初代パンダ、2代目ニューパンダ、現行パンダ、そのほかの車種と、エリアごとに会場内へ進む。シンプルなスタイルながら、色とりどりのパンダが初夏の日差しのもと、青々とした芝生の上に並ぶ姿だけでも祭典、見る者を楽しませる。
全国から集まるパンダたち。11時ころにゆっくり目の開会式でイベントがスタート。しかし、基本はパンダで集い、ゆったりと時間を過ごす場、というのがこのイベントの基本的なスタンス。プログラムとして用意されているのは、恒例のパンダを籠にみたてて参加者に囲まれる「パンダDE玉入れ」と、パンダがカメラマンの脚立としても大活躍し、パンダを愛する参加者がパンダに囲まれて撮る集合写真の撮影だ。
今年は10回目の開催ということもあり、アコースティック・デュオ「サンタラ」のライブ、そして10年間同じクルマでパンダリーノに参加した皆勤賞の4名4台の「パーフェクトエントリー表彰式」が行われた。
加えて、サプライズで、初代パンダのデザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロ氏からのビデオメッセージも届いた。FCAジャパンが持ち込んだ現行パンダのラゲッジスペースに設置されたモニターに映し出されたその映像を、集ったパンダファンたちは食い入るように見入っていた。
「私もとても気に入っていて意味のあるモデルだと思っています。そんなパンダを今も多くの人が気に入って愛してくださっていることに心から感謝します」というジウジアーロ氏のメッセージに一同感激。約40年の歳月を経て、今もなおその名でモデルが残り、多くの人に愛されるクルマになって、このメッセージを多くのファンが聞いている。この状況こそ、フィアット・パンダのオリジナルコンセプトそのものなのかもしれない。
また会場では例年通りフリーマーケットも開催。出展者の手掛けた思い思いのフィアット・パンダをはじめとしたクルマ関連、クルマのモチーフをあしらった小物、グッズをはじめ、海外から見つけて来たもの、手持ちのストックの放出など、パンダリーノ参加者が足をつい止めてしまいたくなるようなものが目白押しで、早々に売り切れる商品も続出するほど賑わっていた。
「あくまでもパンダ」なパンダリーノ。クルマが主役というより「クルマとともに楽しむ」イベントは今年も大盛況の裡に開催された。
36枚の写真で「パンダリーノ」詳細レポ
左ハンドルのクルマも多いため、入場時はスタッフが発券機の横に立つ。
早朝にもかかわらず日本各地から続々と参加者が集まっていた。
パンダリーノの会場手前の大きな一般駐車場で開場を待つ参加者たち。
パンダ以外の参加車も見過ごせない。正規輸入されていない500Lも。
ムルティプラもフィアットのベーシックな魅力の光る1台だ。
ディスプレイも楽しみのひとつ。こちらは伊賀の里を抜けての参加だそうだ。
所定の場所に愛車を停め、テント張りやフリーマーケットの支度で賑わう。
フリーマーケットで販売されるものは、見て回るだけでも楽しい。
子供たちが楽しそうにしているのもパンダリーノの特徴だ。
内装をマリメッコの生地で貼りなおされているパンダ。青空が一層映える。
パンダに囲まれ、パンダとともに過ごす一日。もはや家族や友達のようだ。
ライブを聞くのも、のんびりするのもよし。雰囲気が好きなファンも多い。
「サンタラ」のライブ。パンダのシートに座って演奏した。
間もなく納車される最終型1100ccのホビーを参加者全員で納車セレモニー。
初めての愛車だという1100ホビーのオーナー、パンダは永年の憧れだった。
こちらの女性は45で皆勤賞。買ってから事の重大さに気づいたとのこと。
第1回から欠かさず参加しているという45。1984年の4×4だ。
こちらの1100スーパーも皆勤賞。「買い替える理由が見当たらない」と話す。
パーフェクトエントリー(皆勤賞)のクルマには風船が付けられた。
皆勤賞のエントラントにはオリジナルワインが贈られた。
パンダ2は今が正念場、参加台数は一番少なかった。このマキシは皆勤賞だ。
初代パンダのデザインスケッチのメッセージカードが配られた。
ジョルジェット・ジウジアーロ氏もパンダリーノの10回目を祝福。
しかもビデオメッセージまで届けられた。モニターに食い入る参加者達。
「今も愛されていることをうれしく思う」と語るジウジアーロ氏。
メッセージカードの裏にはコメントと、ビデオメッセージのリンクが。
満油商事/ピッコロカーズのブースではセイチェントのレンタカーが紹介。
場内を撮影するのもパンダ。ゆっくりと会場を回るとみんなが手を振る。
ユニルオーパルも出店。パンダユーザーには特に愛用者が多いそうだ。
初夏の日差しがよく似合う。クルマの間を歩いているだけでも長閑である。
パンダ以外の参加車のエリアも見逃せない。色とりどりで目にも楽しい。
パンダ2もそろそろその魅力を再認識される時期に入っているかもしれない。
現行パンダは品質も高く、多くの新しいファンを取り込んでいる。
ウーノも参加していた。最近めっきり見かけなくなってしまった。
カーボックスのブースには大人気の500Rivaが展示された。
子供から大人まで「パンダとともに」楽しめるイベントだ。
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