カタルニア・サーキットを舞台に開催されたFIA F3第5戦バルセロナ。6月23日(日)のフィーチャーレースでは、アービッド・リンブラッド(プレマ)が優勝した。
前日に行なわれたスプリントレースとは異なり、フィーチャーレースは予選順位通りグリッド順でスタートする25周でのレース。前身GP3から代わって2019年に始まったFIA F3選手権としては、今回が100レース目となった。
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記念すべきレースのホールショットを奪ったのはポールスタートのクリスチャン・マンセル(ARTグランプリ)。2番手にリンブラッド、3番手にニコラ・ツォロフ(ARTグランプリ)とレッドブルとアルピーヌの育成ドライバーふたりがマンセルの後ろにつけた。
序盤はそこかしこで激しいポジション争いが展開され、首位マンセルと2番手リンブラッドも接近。そのリンブラッドは5周目のターン1でアウト側からマンセルを交わし、首位に立った。
リンブラッドを追いかけたいマンセルだったが、ペースは上がらず。今度はツォロフに代わって3番手に浮上したウイリアムズ育成のルーク・ブラウニング(ハイテック)以下に迫られる格好となった。
その結果、20周を経過したところでリンドブラッドのリードは4秒以上に。ブラウニングもツォロフ以下の追撃を振り切るので精一杯か、マンセルから徐々に離されていき、ツォロフが4番手からポジションを下げていった後も、レオナルド・フォルナローリ(トライデント)からのプレッシャーに晒された。
ブラウニングは表彰台を守ろうと必至の抵抗を見せるも、ファイナルラップのターン2で陥落。フォルナローリに3番手を奪われた。
レース終盤にかけては雨粒がサーキットに落ちてきたが、リンドブラッドは5周目にリードを奪って以降首位を独走し、FIA F3の100レース目を制した。リンドブラッドはイギリス出身の16歳だ。
2位にはマンセル。フォルナローリは最終的にマンセルに1.1秒まで迫ったものの3位フィニッシュとなった。ただ、このリザルトでフォルナローリはチャンピオンシップリーダーに躍り出た。
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