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Team LeMansが2023年参戦体制とカラーリング発表。『挑戦と成長』を掲げユニークな取り組みも

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Team LeMansが2023年参戦体制とカラーリング発表。『挑戦と成長』を掲げユニークな取り組みも

 3月15日、スーパーGT GT300クラスに参戦するTeam LeMansは、2023年の参戦体制とマシンカラーリングを発表した。今季も片山義章とロベルト・メリ・ムンタンのコンビで臨むとともに、第3ドライバーに神晴也が加入。エンジニアリングも強化するほか、新たなパートナーとなるDOBOT(ドゥーボット)とのコラボレーションで、さまざまな取り組みを行っていく。

 スーパーGTで数々のタイトルを得ている名門チームのTeam LeMansは、2022年第2戦から片山と元F1ドライバーのロベルト・メリ・ムンタンのコンビでGT300クラスに挑んでいる。2023年に向けては、GT300で唯一のアウディR8 LMSの使用となるが、チーム体制をさらに強化し、上位進出を目指していく。

3月25~26日のスーパーGT富士公式テストのエントリー発表。SUBARU BRZから佐々木孝太が参加

 ドライバーは片山とメリのコンビは変わらないものの、新たに第3ドライバーとして、スーパーフォーミュラ・ライツやスーパー耐久でスピードをみせてきた神晴也を起用。450kmレースに備えていく。また、エンジニアにはFIA-F2等の経験ももつマティア・オセラドーレを起用する。

 さらに、すでにエントリー名が発表されているとおり、今季は中国のグローバルテクノロジーのリーディングカンパニーである『DOBOT(ドゥーボット)』がチームをサポートする。DOBOTはレースでサポートし、AIとテクノロジーをレースに組み込むほか、複数のDOBOT協働ロボットが会場でドライバーを応援し、観客とインタラクションをするために、ロボットコーヒー等のサービスを提供するという。

 チームによれば、DOBOTとスーパーGTのコラボレーションは協働ロボット業界では初めての試みで、会場により面白い体験をもたらすことが期待されるとしている。また今後Team LeMansは将来の海外レースへの挑戦を視野に入れ、『挑戦と成長』を掲げ活動していくとしている。

 チーム体制とともに、ロボットアームが描かれたマシンカラーリングも公開された。なお実車カラーリングは、4月上旬にプロモーションビデオで公開される。片山の地元である第1戦岡山をはじめ、今季も好結果が期待できそうだ。

Team LeMans 2023年スーパーGT参戦体制
チーム名:Team LeMans
車両名称:DOBOT Audi R8 LMS
カーナンバー:6
タイヤ:横浜ゴム株式会社
ドライバー:片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン/神晴也
エントラント代表:古場博之
チーム監督:太田雅文
チーフエンジニア:マティア・オセラドーレ
クルーチーフ:小倉啓悟
チーフメカニック:片岡惠人
チーム広報兼マネージャー:坂田健

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