<前編では車両概要やインテリアをリポート!>
ワインディングでは、それなりのハイペースでカーブを走れたのが印象的だった。サスペンションは少々硬めのセッティングである。ピタッと路面に吸い付く感じだ。重心の高いSUVらしかぬ走りである。
デビュー30周年、レガシィの今──スバル レガシィ アウトバック試乗記
友人に運転を代わってもらい、リアシートにも乗ったが、フロントシートと変わらぬ安定感だった。
くわえて、リアシートはリクライニング機構付きだし、専用のエアコン吹き出し口、USB ポート、カップホルダー付きアームレストも備わるから快適である。
しかも広い。運転席に身長170cmの筆者が座り、リアシートに元モデルの後輩(身長183cm)が座ったとき、彼はしきりに「広いですね~」と、感心していた。調べると、頭上には握りこぶし1.5個分の余裕があったし、膝まわりも余裕は十分。巧妙なパッケージングもRAV4の魅力だ。
ワインディングを走り抜け、富良野に到着した。浜益から富良野までは約130kmの道のり(すべて一般道)だったが、休憩を一切挟まずに、2時間以上をノンストップで走れたほど、疲れ知らずだった。
乗り心地は少々硬めであるものの、不快なほど硬いわけではない。北海道の一般道は、荒れた路面部分もそれなりあるが、それらをうまくこなしていく。
プラットフォームは、「カムリ」やレクサス「ES」とおなじく新世代の「GA-K」。サスペンション形式はフロント:マクファーソンストラット式、リア:ダブルウィッシュボーン式である。
この形式は、すこし前に登場したレクサスのSUV「UX」とおなじだ。なお、「UX」のプラットフォームは、RAV4と異なり、「C-HR」や「プリウス」とおなじ「GA-C」である。
UXは、コンパクトなボディサイズながら、しなやかな乗り味が印象的だったが、それに匹敵するほどRAV4の乗り心地はよかった。
それでいてUXより100万円以上安く購入出来るから、新型RAV4のコストパフォーマンスにも驚くのであった。
富良野からの帰り、夕陽を見たかったので、石狩市に立ち寄った。クルマで浜辺に向かうと、広い砂浜がひろがっていた。
早速、4WDの走行モードスイッチ(マルチテレインセレクト)のセレクトダイアルを、「MUD&SAND」モードにセットした。これにより、駆動力、4WD、ブレーキを最適に統合制御し、オフロードや滑りやすい路面での走破性を一段と向上させるという。
公式ウェブサイトに「滑りやすい路面(泥ねい路、砂地路など)に適する」と、記しているだけあって、アクセル操作のみで難なく砂浜を進む。
なぜ、こんなにも綺麗に曲がっていくのか? Adventureに標準の4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」の効果が大きいようだ。走行状況に応じ、前後トルク配分にくわえて後輪トルクを左右独立で制御し、旋回時の車両安定性を高めるという。
しかも、ステアリングを切り始めた瞬間から、トルクを瞬時に配分するという。なるほど、スムーズに曲がっていたのも納得だ。そのときメーターパネルには、前後・左右輪へのトルク配分が表示される。その表示(液晶メモリ)が目まぐるしく変わるから、緻密に制御されているのがうかがえる。
外から見ていた後輩が「(走行によって)砂ぼこりの舞う量がすくないですね」と、言う。すぐ近くで、20年以上前のハイラックス・サーフがおなじように走っていて「(ハイラックス・サーフは)大量の砂ぼこりを巻き上げていたうえ、若干スリップしていたような印象でした」とのこと。
砂ぼこりが少ないのは、路面をしっかり掴んでいる(空転が少ない)証拠だ。なるほど、外から見ていても悪路走破性の高さがわかるようだ。
快適性、居住性、悪路走破性など、新型RAV4の性能の高さを実感できた北海道ドライブだった。最後、約400km走った燃費を調べると(満タン法)、13.0km/Lだった。ちなみに、RAV4のWLTCモード燃費は15.2km/L。大人4人乗車で、高速道路:ワインディング:一般道の割合が2:4:4だったことを踏まえると、達成率85%は優秀な数値だったと思う。
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