F1プレシーズンテストを終え、2023年シーズンの勢力図が少しだけ見えてきた。今季もレッドブルやフェラーリ、メルセデスというトップ3がシーズンを引っ張っていくことになると思われる。
その後ろに、他7チームのどれが続くのかはコイントスで決まると言われているほど、大接戦となっている。アップグレードのタイミングやサーキット特性の違いにより、シーズンを通じてその序列は変動することになるだろう。
【2023年F1開幕】全10チームの仕上がりを徹底評価。レッドブルの盤石ぶり、アストンマーチンの充実度に注目……さて、勢力図はどうなる?
ハースのギュンター・シュタイナー代表は、ライバルたちの序列を予想するよう求められると「中団の誰がどこにいるかと聞かれても、分からない。手がかりがないんだ」と答えた。
「今年はより僅差になっていると思う。あるクルマはあるコースで、また他のコースでは別のクルマがそれぞれ有利になるだろう。こんな風にすごく接近しているからね。今のところ、それが私の感覚だ」
「中団というのはもう無いと思う。トップチームとそれ以外があるんだ。それが私の意見であり、今それを目の当たりにしているんだ」
昨年、スプリントレースを含めて計75の表彰台のうち、トップ3チーム以外のドライバーが表彰台を獲得したのは1回だけ。マクラーレンのランド・ノリスが雨のエミリア・ロマーニャGPで獲得したのみだ。トップ3チームとそれ以外のチームの差は歴然だ。
2022年に導入されたレギュレーションの狙いのうち勢力図のシャッフルは実現していないように見えるが、もうひとつの狙いである接近戦の増加、そしてオーバーテイクの促進における効果は明白なようだ。ピレリのデータによると、2021年のコース上でのオーバーテイクは599回だった。それが昨シーズンは785回と、31%も増加した。それは中団チームが接近していることで、より頻繁にポジション変動が起きるようになったことも、この数字に寄与している。
予算制限により各チームの競争力が平等になるにつれて(シュタイナーはトップ3チームが現在持っているインフラの優位性が損なわれるのは10年後だと考えているが……)、中団争いはますます緊迫していくだろう。
これまで後方に沈んでいたウイリアムズの新代表であるジェームス・ボウルズはチームの立て直しを進め、ハースはタイトルスポンサーを獲得。ザウバーはアウディとの提携を前に士気を高めており、アルファタウリは2021年から使用しているレッドブルの風洞をより上手く活用できるようになれば、この傾向はさらに誇張されるはずだ。
今季、その唯一の例外があるとすれば、それはアストンマーチンである可能性が高いだろう。アストンマーチンが中団争いから抜け出し、トップ3チームとの争いに加わることができるというのが、パドックでの統一見解となっている。
実際の勢力図はどうなっているのかは、開幕戦バーレーンGPの予選が終わってみて初めて明らかになってくるが、シーズンを通じて僅差の争いが続けられていくことは、間違いないだろう。
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