WEC(世界耐久選手権)のハイパーカークラスでLMH車両9X8を走らせているプジョーは、ル・マン24時間レースで11位と12位に終わったものの、マシンが高い信頼性を発揮したことを受けて、パフォーマンス向上に集中することを決めたようだ。
9X8を開発・運営するプジョー・スポールのテクニカルディレクターであるオリビエ・ジャンソニーは、ル・マンでクリーンなレースをしながら11位と12位に終わったことを受けて、「やっていることの重心が少し動く」と説明した。
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「ル・マンの前は、信頼性を確保しなければならない」
「冬の間は信頼性に集中し、前年までの問題をすべて解決してきた」
「信頼性はいいようだ。我々はより多くの時間をパフォーマンス追求に費やす必要がある。これからはテストの焦点も変わってくる。信頼性とパフォーマンスを同時に追求するよりも、ひとつのことを追求するほうが簡単だからだ」
「今季はまだ4レース残っているから、パフォーマンスを示すことができる。我々はそのためにプッシュしているんだ」
ジャンソニーは、まだプジョーが9X8について学んでいる最中であることを認めた。
プジョーは今季の第2戦イモラからマシンのコンセプトを変更。これまでなかったリヤウイングを追加搭載し、空力面が大幅に見直された。加えて前後のタイヤサイズも変更となった。これまでは前後同サイズだったタイヤが、フロントはナローに、リヤがワイドになった。
「このクルマにはまだ学ぶべきことがたくさんある。12月からこのマシン(仕様)で走り始めたが、以前のマシンとはかなり違う」
「ル・マンでは、もう一台(リヤウイングのなかった9X8)が得意としていた領域が、我々の弱点になっていたんだ。その逆もまた然りで、9X8は大きく異なっているんだ」
一方でジャンソニーは、現行9X8で改良する必要のあるエリアを特定したと説明した。
「一般的には、ドライバーがもう少しマシンをプッシュできるように、ドライバーにもっと自信を持たせられるようなマシンにしようとしている」
その開発の成果はまだ出ていないかもしれないが、WEC第5戦サンパウロのFP1でプジョー93号車がトップタイムをマークした。
ただ上位6台に異なるマシンが連なる接戦となっており、FP2ではワンツーとなったトヨタ勢から1秒以上遅れた93号車が11番手でプジョー勢のトップとなった。
プジョーのテストプログラムは9月1日に決勝レースが開催されるWEC第6戦COTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)に向けて、オースティンで再開される。
複数のメーカーが参加する2日間のテストと、タイヤサプライヤーであるミシュランが来年導入する予定の新世代タイヤに焦点を当てた1日のテストにプジョーは参加する。
またジャンソニーは、9月15日決勝の第7戦富士の後、11月にバーレーンで開催されるシリーズ最終戦の前にもテストが行なわれる予定だと明かした。
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みんなのコメント
頼むから撤退だけはしないで欲しい。
個人的に一番好きなマシンなんだ。
どのレースでもいいからいつかトップチェッカーを受ける日を祈ってる。