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ポルシェ新型「911」450馬力にパワーアップ! 世界初のウェットモードも搭載

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ポルシェ新型「911」450馬力にパワーアップ! 世界初のウェットモードも搭載

■ワイドに生まれ変わったポルシェ新型「911」

 ポルシェ「911」がフルモデルチェンジし、8代目となる新型モデルが2019年7月5日より発売されます。

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 新型911は、全モデルにワイドボディを採用するとともに、前後輪のトレッド(左右輪の間隔)を拡大して安定性を高めました。リアホイールを大径化し、四輪が路面を捉える能力が大きく向上。市街地や高速道路、ワインディングロード、サーキットなど、どんな道でも安心で快適にスポーティな走行が楽しめます。

 また、スポーツカーらしい走りを損なわないため、ボディにアルミなどを多用して軽量化を実施して、ボディ単体重量を先代より12kg軽い240kgとすると同時に、ボディの曲げ剛性とねじれ剛性はいずれも5%向上させました。さらにリアスポイラーをはじめとする空力パーツを電子制御式とし、走行安定性と燃費のバランスを最適化しています。

 搭載されるエンジンは3リッター水平対向6気筒エンジンで、ターボチャージャーを大型化して過給圧を高めたほか、吸排気系の効率を高めることで450馬力/6500rpmの最高出力と530Nm/2300-5000rpmの最大トルクを達成。これは従来モデルより30馬力・30Nm上回るといいます。

 さらに今回、新エンジンの出力特性に最適化した8速デュアルクラッチトランスミッション(PDK)が初めて採用されました。

 外観は、誰が見ても911とわかるスタイルを継承するとともに、曲線や直線をよりシンプルに表現し、ワイドなボディを力強い造形で包み込みこんだ存在感のあるデザインとしました。

 内装は、1970年代の911をモチーフとした水平基調でよりワイドな印象のダッシュボードを採用。中央に10.9インチの大型モニターを配置したほか、メーターパネルもセンターのタコメーター以外はデジタル化することで、ドライバー中心の思想を守りつつ先進性を採り入れています。

 新型911は安全運転支援システムなどの先進機能も充実しており、世界で初めて新開発されたウェットモードが標準装備されました。ウェットモードとは、路面の水を検知し、それに基づいてコントロールシステムを調整してドライバーに知らせるというものです。

 また衝突被害軽減ブレーキや自動再発進機能付きアダプティブクルーズコントロールなどの先進安全運転支援システムを搭載するとともに、レーンキープアシストも設定することで長距離ドライブでの疲労を大幅に軽減します。

 また、84素子のLEDを用いたマトリックスLEDヘッドライトは、周囲のドライバーを眩惑させることなく、より広い範囲をより明るく照らし出すことができます。

 コネクテッド機能「Porsche Connect」も進化し、スマートフォンを通じてドアの施錠状態や駐車位置を確認できるほか、ナビゲーションシステム、エアコン、オーディオなどを音声で操作できるボイスコントロールを装備。万一の事故や故障の際にワンタッチでポルシェ アシスタンスに接続できる機能も搭載しました。

 価格(消費税込)はクーペが1666万円から1772万円、カブリオレが1891万円から1997万円です。

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