街中でも気軽に乗ることができるスーパースポーツ誕生!
皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。スーパースポーツに憧れているけど、レーサーのイメージが強すぎて街中で乗りこなすのは大変そうだから諦めている方、いますよね?
【画像】ヤマハの原付二種スーパースポーツ『YZF-R125 ABS』を画像で見る(15枚)
ライディングポジションも前傾姿勢で、初心者ライダーにとっても教習所で乗ったネイキッドと体勢が随分と違うからちょっと不安に感じることもあると思います。でも一度はあのスポーティーに運転を攻めてるような感覚、味わいたいですよね。(笑)
そんな方々におすすめしたいのが街乗りでも丁度よくスーパースポーツを楽しめる『YZF-R125』。今回の『小野木里奈の◯◯◯◯◯日和』は「試乗日和」です!それではいってみましょう!
私が今回試乗したR125のカラーは「ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)」。ベースカラーのパキッとした青はヤマハブルーを連想させます。ホイールまで青にカラーリングされていて車体とのまとまりがはっきりしているように感じました。
一見、車体のベースカラーは青と黒の2色使いのように見えますが、フロント側からサイドまでのカウル部分はまるで夜空に輝く深い海の色のよう。これらの塗装にはラメも入っていて星空のようにも見えるし個人的にこのカラーリングは美しくて惚れ惚れしていまいます!(笑)
フロントフォークのイエローゴールドがアクセントカラーになっていて、車体の青色をより引き締めています。全体的にこのカラータイプは宇宙空間を連想させるような色付けだなと感じました。
余談ですが、そもそも私がバイクに憧れたきっかけはスーパースポーツバイクのフォルムを見て格好良いと思ったことなのです。さらに、ライダーが前傾する姿勢で乗車した時のシルエットがまるで馬に跨って爽やかに駆け抜ける騎手のように見えて、「私もこうなりたい!」と思っていました。(笑)
『YZF-R125』もこれま試乗してきたスーパースポーツ同様、ライダーが前傾姿勢になるよう、ハンドルの位置が低くなっています。そしてリアシートの位置は少し高く、車体から尻尾がふわっと生えたように跳ね上がった形になっています。このテール部分にある青いカウルもぐねっとした動きのある形がより細部までスポーティーさを強めているように感じます。
それでは、恒例の足つきチェックでございます!
私(=身長160cm)が跨るとこのような感じです。私の場合、シート高が815mmだと両足はつま先がしっかり着く程度です。正直、原付二種クラスには足つきの良さをもっと求めたいところですが、車両重量が141kgなので支えることはそんなに苦労はしませんでした。
一方、この時点で車両に触れてみた時、原付二種クラスとは思えないほど車体が大きく感じました。中型クラスだと言われても騙されてしまうほどです。(笑) 実物はそのくらい迫力があると思います。
いよいよ、エンジンスタートです!
エンジンをONにすると、低めの細かい振動音が吹き抜けます。スーパースポーツは私にとってレースのイメージが強いので、高めで鋭い音かなと予想していましたが、『YZF-R125』は穏やかで耳に馴染みやすいエンジン音だと思います。
そして、一番に目を向けたのはメーターパネル。液晶が大きくメリハリのある表示は走行中でも認識しやすそうです。原付二種クラスは車体がコンパクトで装備もシンプルなものが多い印象だったのでこのメーターだけでも豪華に見えます。
発進はとても穏やか。見た目も乗車姿勢も共にスーパースポーツですが、優しくしっとりとした加速感を味わうことができます。街乗りの際、信号が多いと停車と発進を繰り返すことが多くなりがちですよね。大きいパワーのバイクであればあるほど、発進のたびにアクセル・クラッチ・ブレーキの加減に気を遣います。
一方、『YZF-R125』は総排気量が124ccなので、そのプレッシャーが比較的少なく感じられる点はありがたい。また、大きい排気量に比べてパワーは劣ってしまいますが、低速で走るシーンが多い街中では逆にこのクラスが大活躍することもあるのです。
穏やかな走りでありながらも、コーナリングはスーパースポーツの『YZF-R』シリーズの伝統を受け継いているからなのか、全身の重心移動にキビキビと反応しながら曲がってくれます。
スーパースポーツならではの前傾のライディングポジションは、走っているだけで不思議と気分を高揚させてくれるものだと私は思っているので、高速域でなくともスポーティーな走りを存分に楽しめることは魅力的だと思いました。
きっと初心者ライダーの方も最初から最後まで臆せずに、「これなら乗り慣れていない私でも乗りこなせるかも!」と思えるのではないでしょうか。街中でスーパースポーツを気軽に楽しみたい方はぜひ試乗してみてはいかがでしょうか。
それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!
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