■「ミニバン」よりも「スタイリッシュ!」な3列シートSUVが欲しい!
大小様々なSUVが発売されるなか、3列シート仕様を設定するSUVがファミリー層を中心に根強い支持を集めています。
【画像】「ミニバン」よりも「スタイリッシュ」なのがイイ! 「3列シートSUV」3モデルを写真で見る(73枚)
効率性を重視した箱型ボディを採用するミニバンよりに比べ、SUVのアクティブでスタイリッシュなイメージが好まれているようです。そんな3列シートSUVのなかでも特に人気を集めるモデルの3車種を紹介します。
●モデルチェンジ間近!? トヨタ「ランドクルーザープラド」
フルフレーム構造を持ち、高い悪路走破性を持つトヨタの本格四輪駆動車「ランドクルーザープラド」には、2列・5人乗り仕様と3列7人乗り仕様が設定されています。
4代目となる現行型は「いつでもどこへでも行ける安心感と快適性」をテーマに2009年9月にフルモデルチェンジ。
ディーゼルモデルの追加や度重なる改良を重ねながら、デビュー13年が経過したロングセラーモデルとなっています。
2022年12月現在、トヨタの公式サイトに掲載される「工場出荷時期目処」には明確な納期情報が載っておらず「詳しくは販売店にお問い合わせください」との記述があるのみ。
SNSなどでは「プラドが受注停止しているみたい」「もうすぐフルモデルチェンジ!?」との声が散見され、トヨタからの公式発表が待たれるところです。
●スタイリッシュすぎる3列シートSUV! マツダ「CX-8」
マツダのSUV「CX-8」は、同社のデザイン思想「魂動(こどう)デザイン」によるスタイリッシュな内外装や質感を持ちながら、大人でもしっかり乗ることができる3列シートレイアウトを組み合わせたモデルです。
2017年12月の発売以降もこまめな改良を加えつつ進化し続けていて、2022年11月にも大規模な改良を実施したばかり。
エンジン性能特性から足回り、シートの着座姿勢まで、2022年登場の最新SUV「CX-60」開発で導入された新技術なども含め、細部に渡り改良されています。
なかでも、今回新設定されたアウトドアを好むユーザー向けの特別仕様車「Grand Journey(グランドジャーニー)」は、アクティブさを増した専用外装や、明るい色合いの合皮・ファブリックによる内装など魅力的。
走行モードには悪路専用「オフロード」モードも設定されており、注目のモデルといえるでしょう。
●PHEVで3列シートを実現! 三菱「アウトランダー」
2021年12月にフルモデルチェンジした新型「アウトランダー」は、国内仕様をPHEV(プラグインハイブリッド)専用モデルとしました。
新世代プラットフォームをはじめ、刷新され力強さやEV航続距離を増したPHEVコンポーネント、そして新世代デザインを採用。
さらに先進運転支援機能の充実や、様々な天候や路面に対応できる7つのドライブモードによる4WDシステムなど、全ての面で刷新されました。
また先代のPHEVモデルに設定がなかった3列シート仕様を用意したことでも話題を集めています。
内装は水平基調のインパネレイアウトで、同乗者も安心感を得られやすい設計。こういった配慮もファミリーユーザーにはうれしいところです。
※ ※ ※
2022年11月、レクサスの主力高級SUV「RX」がフルモデルチェンジしましたが、その際先代モデルに設定されていた3列シート仕様「RX450hL」は消滅し、2列シート仕様のみのラインナップとなりました。
3列・7人乗り仕様に加え、2019年のマイナーチェンジ時には2列目席(セカンドシート)を左右独立式のキャプテンシートとした6人乗り仕様も追加されるなど、一定の支持を集めていたことがうかがえ、廃止が惜しまれるところです。
今後、新型RXに3列シート仕様車が追加設定されるのか、今後の動向にも目が離せません。
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