■次期型マツダ6はもう出ないのか? FR+直6の新型車はすべてSUVに?
マツダのフラッグシップセダンである「マツダ6」の次期型は、新開発のFRプラットフォーム×直列6気筒エンジンの組み合わせで登場すると噂されていました。
しかし、最新の情報ではそうした情報は否定されてしまったようです。
マツダ新型SUV「CX-9」登場! 4WDシステムが進化し約400万円から発売
マツダ6は、マツダのラインナップのなかでもフラッグシップに位置するモデルとして君臨してきました。
現行モデルは当初「アテンザ」の名で2012年に発売されましたが、2019年のマイナーチェンジの際に、日本での名称もアテンザのグローバル名であるマツダ6へと統一されました。
現在販売されているマツダ6には、セダンとステーションワゴンが設定されており、それぞれに2リッターガソリンエンジン、2.5リッターガソリンエンジン、2.5リッターターボエンジン、そして2.2リッターディーゼルエンジンと、多彩なパワートレインを用意。
駆動方式はFFと4WDから選択できますが、4WDは2.2リッターディーゼルエンジンのみの設定となっています。
そんなマツダ6ですが、現行モデルはアテンザの名で登場した2012年からすでに10年が経過しており、随所に古さが見え隠れするようになったことで、かねてより次期型の登場が噂されていました。
これまで有力な情報だったのは、新開発されるFRプラットフォームに、同じく新開発の直列6気筒エンジンを搭載したモデルとして登場するというものです。
さらに、派生車種としてクーペモデルもラインナップされるという情報もありました。
それを裏付けるものとして、2017年に開催された東京モーターショーでは、次世代のマツダデザインを示唆するモデルとして「ヴィジョン クーペ」が公開されていました。
しかし、2022年3月に入り、FRプラットフォーム+直列6気筒エンジンのマツダ6、さらには次期マツダ6自体が登場しないという情報が海外を中心に話題になっています。
いくつかの海外メディアは、マツダモーターヨーロッパの幹部によるコメントとして「マツダ6の後継車やその派生モデルのクーペを発売する予定がない」ということを報じています。
一方で、直列6気筒エンジンを搭載する新モデルの開発自体は進められていることが明らかにされています。
マツダでは、2022年3月8日に新型SUVの「CX-60」を世界初公開しています。
日本では4月7日の公開が予定されていますが、この新型SUVは、新開発のFRプラットフォームをベースとする「ラージ商品群」の第一弾という位置付けです。
現在発表されているのは、マツダ初となるプラグインハイブリッド車仕様ですが、新世代の3リッター直列6気筒エンジンも設定される予定です。
マツダは、CX-60 (2列シート)を欧州/日本など、CX-70(ワイドボディ2列シート)を北米など、CX-80(3列シート)を欧州/日本など、そしてCX-90(ワイドボディ3列シート)を北米などに順次投入していくことを明らかにしています。
つまり、新開発のFRプラットフォームと直列6気筒エンジンという組み合わせ自体は噂通り開発が進められていたということになります。
しかし、セダンやワゴンそしてクーペというボディタイプではなく、すべてSUVとして登場することになるようです。
マツダ6の次期型について、現時点でマツダからの正式なアナウンスはありません。
しかし、SUVが全盛の昨今、マツダが選択と集中を進めた結果、SUVの開発・生産を優先するという予測の妥当性は十分です。
セダンの生産中止が相次ぐ昨今ですが、マツダ6もそうした波にのまれて近い将来消え去ってしまう可能性は決して低くはないでしょう。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ずーっとトップを独走してきたN-BOXがやや危うし!? ライバルに迫られる理由は「同門」の人気車登場にあり
京都駅の“大混雑”に拍車をかけているのは何者か? 京都市「観光特急バス」運行開始も、「地元民たまったもんじゃない」のホンネ
在庫がマニアックすぎ!! 一体どうやって生活を…ってな中古車屋さんの不思議!! いかにして利益を上げているのか!?!?
まさかの「2024年式のホンダ・バモス」出現!? 生産終了から6年経ったのに… なぜ“令和”に「新車のバモス」登録される? どういうことなのか
【スクープ】レクサス「ES」が6年ぶりフルモデルチェンジで8代目へ! 次期型はブランド初のEVセダンも投入か!?
満タンで2100kmも走ってたったの220万円! トヨタが積むという噂も! BYD秦Lに日本車は太刀打ちできんのか?
3リッターっていわれても2996cc! 軽は660ccとかいいつつ658cc! なぜクルマのエンジン排気量は中途半端な数字なのか?
【MotoGP】マルク・マルケス、ドゥカティのファクトリーチームに正式加入決定。バニャイヤと”タイトル合計11回”の超強力コンビ結成「赤いユニフォームを着れるのが楽しみ」
不便です! 壊れます! お金もかかります! それでも「旧いクルマ」の虜になる理由
梅雨入り直前! 自転車の「傘差し運転」はダメ! では専用の固定スタンドは?
みんなのコメント
特にマツダ6は最もカッコ良いデザインになるんだろうなぁと勝手に妄想していただけにホントに出ないとすれば残念です
マツダはちょっと売れると迷走し出す癖は健在なんですね