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マツダのピックアップトラック「BT-50」が魂動デザインに!ベースはいすゞのD-MAX

掲載 更新 3
マツダのピックアップトラック「BT-50」が魂動デザインに!ベースはいすゞのD-MAX

マツダのピックアップトラック、「BT-50」が9年ぶりにフルモデルチェンジした。エクステリアは、マツダの十八番である「魂動(こどう)デザイン」。いすゞ「D-MAX」をベースとしたOEM車だ。

BT-50は、2006年のデビュー以来、オセアニア、ASEAN、中南米、中近東、アフリカなどを中心に販売。スポーティで力強いデザイン、高い走行性能、機能性などが、アクティブにピックアップトラックを使うユーザーに支持されてきた。2006年デビューの初代、2011年デビューの先代までは、フォード「レンジャー」がベース。生産はタイ。

マツダ魂動デザインの「BT-50」を写真で見る

新型BT-50のベースとなる、いすゞD-MAXは、2019年10月にフルモデルチェンジ。こちらもタイ生産で、乗用車としてだけでなく、商用車としても使える貨客兼用車として、幅広い支持を得ている。
新型BT-50はマツダの自社ブランド車として、2020年後半よりオーストラリアから販売開始の予定だ。

デザインテーマは、「魂動-SOUL of MOTION」。ほかのマツダ乗用車ラインアップと共通する流麗な美しさだけでなく、ピックアップトラックならではの力強さ、タフな機能性、道具感も表現している。こんな美しさと躍動感を兼ね備えたピックアップトラックが、今まであっただろうか?
東京モーターショー2019で「次期BT-50には魂動デザインを採用する」と公言していたが、まさかここまで魂動デザインがD-MAXにマッチするとは驚きだ。

インテリアもマツダらしい上品さと力強さを融合。巨大なタッチスクリーンは実用的だし、ダッシュエリアとドアトリムは、上質感のある素材でデザインされている。スマホとの連携も可能だ。

基本性能は、アクティブなニーズにしっかりと応える、走行性能、機能性、安全性を実現している。
ベースとなるD-MAXは、19年の全面刷新で大幅進化。高張力鋼板の広い範囲に使い、軽量かつ強固な車体を実現。防錆性能を向上させ、加えて渡河性能800mmを確保している。
エンジンは、定評ある4JJ1ディーゼルエンジン(排気量3L)をベースに、新たに4JJ3エンジンを開発。250MPaの高噴射圧、電制VGSターボ、遮熱コートピストン、ダブルシザーズギヤの採用等により高出力、低燃費、低騒音を実現している。最高出力190ps、最大トルク450Nm。3Lディーゼルのほか、1.9Lディーゼル(最高出力150ps、最大トルク350Nm)も用意されている。
ATは、トルコンの小型化、ロックアップの広角化により、燃費、レスポンスが改善されている。
4WDは、アルミ1本プロペラシャフトの採用で大幅に軽量化。また、デフロックは電磁ロック化された。

マツダは2度目のモデルチェンジについて、「お客さまに歓びと楽しさをお届けするクルマを目指し、いすゞ製ピックアップトラックをベースに、デザイン、使いやすさ、安心感を追求」したという。

日本メーカーの新車で買えるピックアップトラックは、トヨタのハイラックスのみ。こんな美しくアグレッシブなピックアップトラックなら、日本でも売れるかも? 

主要諸元
〈オーストラリア向けダブルキャブ/4WD/AT〉
全長×全幅×全高 5280mm×1870mm×1790mm
ホイールベース  3125mm
最小回転半径   6.1m
乗車定員     5人
最大積載量    1065kg
トーイング能力  3500kg
タイヤ      265/60R18
エンジン     ディーゼルターボ
排気量      2999cc
最高出力 140kW(190ps)3600rpm
最大トルク 450Nm/1600~2600rpm

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みんなのコメント

3件
  • 超短命だった日産ベースのベンツのトラックを思い出した。
    フォードではなくいすゞD-MAXベースなら信頼性もピカイチ!
  • 是非売って欲しい!日産もダットラ復活させてくれー
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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