日本で有名な輸入車メーカーといわれて、ふと思い浮かぶのが「BMW」ですが、そのブランドのなかでも国内登録台数上位3位に入るのはどれでしょうか? 納得するモデルもあれば、意外なモデルもあります。さてどのようなモデルが選ばれたでしょうか?
文/ベストカーWeb編集部、写真/BMW
MINIや3シリーズなどおしゃれな大定番車がいっぱい! BMWブランド国内販売上位トップ3
■不動7年連続トップを獲得!! 「BMW MINI」(2022年度登録台数18770台)
デザイン性の高くおしゃれなBMW MINI。2021年に3ドア含む3つのモデルをフルモデルチェンジした。2030年にはEVブランドになる
BMW MINIは、国内輸入車の登録台数において、7年連続の首位に立った。人気の理由のひとつに、内外装におけるデザイン性の高さが挙げられるだろう。
また、MINIを象徴とする丸目ライトを採用し、かわいらしさものぞかせるデザインとなっている。
2021年には、MINI伝統的なモデルに位置づけられている「3ドア」、「5ドア」、「コンバーチブル」のフルモデルチェンジが行われた。
デザインの複雑性をなくし、MINIの個性を際立たせるというコンセプトのもと、内外装が刷新された。シートアレンジを行うと、約最大731リッターの荷室を使うことができる。
このほかに、MINI史上最も洗練されたモデル「クラブマン」とクロスオーバーモデル「MINIクロスオーバー」が用意されている。
2023年5月には、MINI次世代モデルのデザインを公開した。丸型センターディスプレイを有機ELディスプレイに変更し、ステアリングホイールも刷新するという。
さらに、シートの色や柄の組み合わせによって多彩なアレンジが可能になり、くつろいだ雰囲気を演出していく。
次世代デザインをまとった新型MINIクーパーエレクトリック(以下、クーパーE)がお披露目された。MINI3ドアをベースとした完全電気自動車となっている。
リチウムイオンバッテリーをフロアに設置しており、総電力量は40.7kWh、予想航続距離は300~400kmとのことだ。高い安定感と操縦性、そして重量配分を実現することで、ドライビングの楽しさを追求していく。
2023年11月から、ドイツライプツィヒにあるBMWグループ工場にて、生産開始されるとのことだ。
さらに、2024年以降には電気自動車のMINIエースマンが追加される。日本市場にいつ導入されるか、楽しみである。
MINIは、ブランドの代名詞といえるゴーカートフィーリングを再定義しつつも、新しいことに挑戦し続けている。2030年初頭までにEV専門ブランドへ転身すると発表したMINIの今後に期待していきたい。
■「ザ・BMW」といったら思い浮かぶ! BMW3シリーズ(2022年度登録台数5264台)
2022年に行われたマイナーチェンジのときに、シフトレバーが廃止され、iDriveコントローラーが装備された。ハンズオフもできるという、最先端なモデルだ
BMWといえば、3シリーズと思い浮かぶ人も多いのではないだろうか。
2022年9月、現行型モデルのマイナーチェンジが行われた。BMWの象徴といえるキドニーグリルが、全モデルに比べて落ち着いた雰囲気でフロントマスクに飾られている。
また、ボディタイプは、セダンとツーリングが用意されている。通常モデルとは別に、BMW M社によるMシリーズや、チューニングを施したMスポーツといった走りに特化したモデルが用意されている。
このモデルには、最先端運転支援システムと先進安全装備が標準で装備されている。また、高速道路の渋滞時において、一定の条件下となるが、ハンズオフ(自動運転レベル2程度)を使用することができる。
そして、インテリアにおいては、ドライバーとの一体感のあるスポーティなシートとメーターとコントロールパネルを一体化させたBMWカーブド・ディスプレイが装備されている。
いっぽう、シフトレバーが廃止され、BMW特有のiDriveコントローラーが採用された。
BMWが誇る3シリーズは、進化し続けていくことだろう。セダンの不調が続く昨今でも人気を誇っていくといえるだろう。
■意外? アウトドアモデルもあるBMW2シリーズ(2022年度登録台数4437台)
BMW2シリーズクーペには、本格的プレミアムコンパクトクーペのベンチマークとなっている。後輪駆動かつ理想的な前後重量配分を実現
BMW2シリーズのボディタイプには、クーペ、グランクーペ、アクティブツアラー、Mシリーズが用意されている。
BMW2シリーズクーペには、本格的プレミアムコンパクトクーペのベンチマークとなっているモデルだ。
このモデルは、後輪駆動コンセプトを搭載し、約50:50の理想的な前後重量配分により、スポーティかつ俊敏なハンドリングを実現させた。
また、エクステリアは、たくましさを感じつつ、躍動感があるフロントと、スタイリッシュなリアデザインで構成されている。
そしてMシリーズは、サーキットでの本格的な走行を可能としたMハイパフォーマンスモデルを採用した。ATとMTのどちらも選択可能だ。
エンジンには、3L直列6気筒BMWツインパワーターボを採用。最高出力460PS(338kW)、最大トルク550Nmとなっている。
また、アクティブツアラーは長時間のドライブやアウトドアに適しており、実用性も兼ね備えたモデルもラインナップされている。バリエーションが多くあるので、ドライバーの好みで選ぶことができる。
しかし、ここで紹介したモデルのほとんどが、全幅1800mm以上となる。日本国内の道路事情にはやや厳しい。その要素を解消するほどの魅力が、これらのモデルたちにはあるからこそ、何年も愛され続けている。
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