現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 全長3.8m切り! スズキ「斬新小型トラック」に熱視線! 車中泊もできる“画期的荷台”採用! タフデザインがカッコイイ「X-HEAD」に今も反響

ここから本文です

全長3.8m切り! スズキ「斬新小型トラック」に熱視線! 車中泊もできる“画期的荷台”採用! タフデザインがカッコイイ「X-HEAD」に今も反響

掲載 5
全長3.8m切り! スズキ「斬新小型トラック」に熱視線! 車中泊もできる“画期的荷台”採用! タフデザインがカッコイイ「X-HEAD」に今も反響

■今市販化して欲しい!? 実は“超実用的”な「X-HEAD」

 これまで開催されてきた国内外のモーターショーでは、新発想のコンセプトカーなどが多数披露されますが、市販が大いに期待されるも残念ながら叶わなかったモデルも存在します。
 
 スズキが2007年10月開催の第40回「東京モーターショー2007」で参考出品した「X-HEAD(エックスヘッド)」はまさにそんな1台で、現在もなおさまざまな意見が寄せられています。

【画像】超カッコイイ! これがスズキの「斬新・小型トラック」です!(50枚以上)

 X-HEADは2ドアボディの小型トラックで、コンセプトは「従来に無い多様な価値をもたらす新ジャンルの“クロスユーティリティビークル”」だと当時説明されています。

 ボディサイズは全長3750mm×全幅1695mm×全高1860mm、軽自動車規格より大きいものの、いわゆる4ナンバーサイズにおさまり、非常に短い全長を持ちます。

 エクステリアはSUV風の車体に後ろ半分を荷台とすることで、ピックアップトラックスタイルを実現。高い積載性を持つ「キャリイ」のDNAを受け継ぐといい、優れた機能性も持っています。

 その一方で、垂直なウインドウ配置や大きく張り出した前後フェンダー、短いボンネットと垂直なフロントフェイスなどは、スズキだけでなく他のメーカーでも見られない斬新なもので、ボディサイズ以上に存在感を発揮し、力強いスタイルが与えられました。

 パワートレインはミッドシップレイアウトに1.4リッターガソリンエンジンを想定し、さらにスズキが四輪駆動車「ジムニー」「エスクード」で培ってきた本格的な四輪駆動システムを搭載。

 加えて、ハイリフト化による大きなデパーチャー・アプローチアングルの確保、ラダーフレーム・前後3リンクリジットサスペンション・大径タイヤ・LSD付センターデフ方式のフルタイム4WDを採用するなど、エクステリアの存在感に負けない高い悪路走破性を実現しています。

 なおラダーフレーム式にすることで、トラック同様ライフスタイルに合わせた荷台ユニットの装着が可能です。

 当時示された例としては、大人2人が寝泊まりできる「キャンパー」、街でクールに乗る「ファッション」、さまざまな道路状況での救難・救助を想定した「レスキュー」ユニットなど、一般ユースのみならず業務や公的機関での使用も検討されていたようです。

 荷台部分のボディ側面は開閉式で、開くと「マルチボックス」と呼ばれる収納が出現。公開時はオフロードバイクを積載していたため、マルチボックスにはゴーグルやグローブ、ブーツなどが収納できる様子が表現されていました。

 X-HEADは公開時、コンセプトカーとしては比較的現実味のあるパッケージングやスタイリッシュなデザイン、絶妙なサイズ感などから多くのユーザーから市販化が期待されていましたが、登場から17年が経過した現在も直接的な市販モデルは登場していません。

 しかし、キャンプやアウトドアレジャーが一般的になった現在、これまで商用ニーズがメインであった小型トラックや商用バンが、手軽かつ利便性の高いベース車として一般ユーザーにも選ばれるようになっています。

 17年が経過した現在でも、X-HEADについてSNSなどではさまざまな意見が投稿されており、「このX-HEADは見た目がミニ四駆みたいで面白いなと思ったのを思い出しました」と、当時の鮮烈な記憶を思い出すコメントもあるなど、非常に新鮮味のあるモデルだったことが伺えます。

 また、「今見てもあまり古さを感じない」「カッコイイよね本当」など、デザイン面でも十分通用するといった意見や「ハイリフト軽トラをなんでスズキが出さないのか」「農家としてはこういう軽トラ並に小さい1t超積みトラックが欲しい」といった、利便性の高さという面で市販を求める人もいるようです。

 さらに、「今こそ実用化して欲しい」「当時より今の方が受けそうなコンセプト」「アウトドア人気の今出すべき」など、今もなお魅力的なパッケージングが評価されているようです。

こんな記事も読まれています

トヨタ GAZOO Racing、2025年のWRC参戦体制を発表…若手と経験者で挑む
トヨタ GAZOO Racing、2025年のWRC参戦体制を発表…若手と経験者で挑む
レスポンス
約100万円! カワサキの「超レトロ」な新型バイクが凄い!「ブラック×ゴールド」の“旧車カラー”に人気殺到! パワフルなエンジン搭載した「最新モデル」に反響あり!
約100万円! カワサキの「超レトロ」な新型バイクが凄い!「ブラック×ゴールド」の“旧車カラー”に人気殺到! パワフルなエンジン搭載した「最新モデル」に反響あり!
くるまのニュース
僕は世界最高のドライバーと戦える! タイトル争い敗れるもランド・ノリス自信深める「心からそう思っている」
僕は世界最高のドライバーと戦える! タイトル争い敗れるもランド・ノリス自信深める「心からそう思っている」
motorsport.com 日本版
ロイヤルエンフィールドが新電動バイクブランド「フライング・フリー」を立ち上げ 新型モデル「C6/S6」公開
ロイヤルエンフィールドが新電動バイクブランド「フライング・フリー」を立ち上げ 新型モデル「C6/S6」公開
バイクのニュース
ホンダ新型「スゴい軽バン」発売! 「前後2人乗り」“タンデム仕様”が斬新すぎる! 新発想の「エヌバン」とは?
ホンダ新型「スゴい軽バン」発売! 「前後2人乗り」“タンデム仕様”が斬新すぎる! 新発想の「エヌバン」とは?
くるまのニュース
繋ぎ方を間違えるとショートからの大事故に! 簡単だけど注意が必要なバッテリー上がりのクルマの救援
繋ぎ方を間違えるとショートからの大事故に! 簡単だけど注意が必要なバッテリー上がりのクルマの救援
WEB CARTOP
GM、2026年からF1参戦 キャデラックブランドでフルワークス
GM、2026年からF1参戦 キャデラックブランドでフルワークス
日刊自動車新聞
【初テスト】最高のパフォーマンスを実現する新型プラグインハイブリッド 新型「メルセデスAMG GT 63 S Eパフォーマンス」を徹底テスト!
【初テスト】最高のパフォーマンスを実現する新型プラグインハイブリッド 新型「メルセデスAMG GT 63 S Eパフォーマンス」を徹底テスト!
AutoBild Japan
東京~千葉の「絶望の橋空白地帯」に新ルート誕生へ!?「行徳駅がめちゃ便利!?」柴又街道が悲願の「湾岸線直結」 事業進行中の「押切湊橋」のスゴさとは
東京~千葉の「絶望の橋空白地帯」に新ルート誕生へ!?「行徳駅がめちゃ便利!?」柴又街道が悲願の「湾岸線直結」 事業進行中の「押切湊橋」のスゴさとは
くるまのニュース
エレガントな“4人乗りオープンカー” 新型メルセデスAMG「CLE53カブリオレ」発売 449馬力エンジン搭載の高性能モデル
エレガントな“4人乗りオープンカー” 新型メルセデスAMG「CLE53カブリオレ」発売 449馬力エンジン搭載の高性能モデル
VAGUE
急な雨はチャンス到来! イベントは開演・終演時間をチェック! 元タクシードライバーが語る「稼ぎ時」
急な雨はチャンス到来! イベントは開演・終演時間をチェック! 元タクシードライバーが語る「稼ぎ時」
WEB CARTOP
F1新規参戦叶ったキャデラック、拒否されたアンドレッティ。実態はほぼ同じ……違いはどこにあったのか?
F1新規参戦叶ったキャデラック、拒否されたアンドレッティ。実態はほぼ同じ……違いはどこにあったのか?
motorsport.com 日本版
トヨタ、技能五輪で5職種金メダル獲得…4職種で連覇達成
トヨタ、技能五輪で5職種金メダル獲得…4職種で連覇達成
レスポンス
スズキ新型「ソリオ/ソリオ バンディット」が大幅刷新!? 迫力顔採用&エンジン刷新で1月登場? 何が変わった? ユーザーからの声は
スズキ新型「ソリオ/ソリオ バンディット」が大幅刷新!? 迫力顔採用&エンジン刷新で1月登場? 何が変わった? ユーザーからの声は
くるまのニュース
ハーレーがMotoGPと共同テスト!? 「ロードグライド」のレース仕様車を公開 マモラやメランドも参加 最高速は275km/hを記録
ハーレーがMotoGPと共同テスト!? 「ロードグライド」のレース仕様車を公開 マモラやメランドも参加 最高速は275km/hを記録
バイクのニュース
メルセデス・ベンツ G580 with EQテクノロジー【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
メルセデス・ベンツ G580 with EQテクノロジー【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
輸入車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年11月20日時点
輸入車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年11月20日時点
カー・アンド・ドライバー
全長3.4m切り! ダイハツ「斬新軽バン」がスゴい! “カクカク”デザインに「パカッと開くデカいドア」採用! ポップだけど「まじめ発想」で披露された「新時代ワゴン」とは
全長3.4m切り! ダイハツ「斬新軽バン」がスゴい! “カクカク”デザインに「パカッと開くデカいドア」採用! ポップだけど「まじめ発想」で披露された「新時代ワゴン」とは
くるまのニュース

みんなのコメント

5件
  • ********
    読んでないけどいつもの

    コンセプトカーやCG、海外専売車の記事をあげる

    日本で買えないクルマの記事などいらない、と批判コメントが集まる

    数日後に「反響多数!」

    と喜んでる記事なのかな。
  • ECO 8931
    昔ばなしw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村