独BMWは11月4日、「X3」のプラグインハイブリッド(PHV)モデル「X3 xDrive30e」を含む、今後投入予定の電動モデルについて発表した。
日本国内でも拡大を続けるBMWのPHVだが、最新作のX3 xDrive30eは2.0L4気筒ガソリンエンジンにモーターの組み合わせで252馬力を発揮。さらに、標準となる「XtraBoost」機能を使えば、タッチボタン一つで一時的に292馬力まで出力を高めることが可能だ。
また、高電圧バッテリーがブレーキング時のエネルギーを蓄えることで、エンジンを動力源とするジェネレーターが不要となり、車両全体での効率性を向上。この結果、燃費は50km/Lを超え、SUVとは思えないエコ性能を発揮する。そのほかにも50km以上のEV走行が可能などアピールポイントは枚挙に暇がないが、今回英国での販売開始は本年12月と伝えられた。日本デビューについての情報はまだだが、導入されれば人気を博すことは間違いないだろう。
もう1台、早期の国内導入が期待されるのは「X5 xDrive45e」。新型X5は、先日日本でもディーゼルエンジン搭載モデルの販売が開始されたが、既に欧州ではPHV版がデビューしているのだ。先代のPHEV「X5 xDrive40e」が2.0L直4にモーターの組み合わせだったのに対し、新型では内燃機関を3.0L直6へアップグレード。トータル出力は従来の313馬力から394馬力にまで強化されており、0-100km/h5.6秒という俊足を発揮する。それでいて、燃費は20km/Lとのことだから、国内販売が開始されれば注目を集めるのは必至だろう。
このほか、新型「X1」にもPHV「X1 xDrive25e」が来年早々に追加される予定。日本でも発売済みの「330e」「530e」「745e」などセダン勢に加え、SUVにもPHVのフルラインナップが揃うこととなる。さらに楽しみなのは、「X3」に来年ピュアEVが設定されること。実現すれば、プレミアムブランドのEV化を促進することになりそうだ。日本でのさらなるラインナップ拡大が今から楽しみだ。
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