現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > バイクのライディングを基礎から学んでツーリングへ出かけよう!「ヤマハ バイクレッスン」に、ほぼほぼ初心者ライダーの北向珠タがチャレンジしてみました!!

ここから本文です

バイクのライディングを基礎から学んでツーリングへ出かけよう!「ヤマハ バイクレッスン」に、ほぼほぼ初心者ライダーの北向珠タがチャレンジしてみました!!

掲載 1
バイクのライディングを基礎から学んでツーリングへ出かけよう!「ヤマハ バイクレッスン」に、ほぼほぼ初心者ライダーの北向珠タがチャレンジしてみました!!

レッスンでライディングの基礎を学び、ツーリングで実践!

 こんにちは!北向珠夕です!

【画像】ライディングを基礎からツーリングへ出かけた模様を画像で見る(15枚)

 普通二輪免許を取得して、バイクに乗り始めてから約2年。教習所で学んだことが薄れつつあります。そこで、ヤマハのYRA(ヤマハライディングアカデミー)が初心者向けに主催する「ヤマハ バイクレッスン」を受けてみることにしました!

 私が参加するのは、貸し出し車両のヤマハのトリッカーでオンロードでのライディングの基礎を学び、ツーリングで実践する「レッスン&ツーリング」コース。午前中にレッスンを行い、午後に公道に出てショートツーリングを行います。

 午前中のレッスンでは、発進、停止、直線走行、カーブ、Uターン…と基礎中の基礎を繰り返し学びました。Uターンが苦手で練習では何度も失敗しましたが、最後の総合走行ではサラッとクリアできました。

 インストラクターさんが失敗しても何度も丁寧にアドバイスをしてくれるし、できるとちゃんとホメてくれるので、緊張のあまりによけい失敗してしまう…なんて、ありません。練習で失敗しても、できるまで繰り返せばいいんだ!と、自信を持つことができました。

 今回は実践編! 公道に出てショートツーリングに出かけます。レッスンというと身構えてしまいますが、午前中のカリキュラム最後におこなった総合走行でだいぶ復習できたので、リラックスして望めそうです!

サポートのある環境で、バイクの楽しさと安全な走り方を学ぶ

 いよいよ午後のカリキュラムです。3チームに分かれて公道ツーリングをします。前後にインストラクターさんがしっかりとついてくれるので安心です。

 ツーリングに出る前に、インストラクターさんからハンドサインを教わりました。指を2本立てて、ピースサインのようなサインは2列走行。1本指は1列走行。他にも交差点を曲がる時にはそれぞれで曲がるのではなく、なるべく同じタイミングで曲がる…など、実際の複数人で走るツーリングでも使えそうな技をたくさん教えてもらいました。

 東京あきる野市にあるレッスン会場の東京サマーランド第2駐車場を出発! 先頭のインストラクターさんについて行き、だんだんと景色がよくなっていくと、レッスンということを忘れてしまうくらいにただただ楽しかったです(笑)。景色を見る余裕も出てきて、この楽しさをレッスンで味わえるなんて貴重な時間でした。

 目的地に到着してから、先導していたインストラクターさんから、「ポニーちゃんが2頭いたけど気づきましたか?」と言われ、「え!? 全然気づきませんでした!」と同じチームの受講者全員が口を揃えて言いました(笑)。景色を見る余裕が出てきて…とか書いたのが恥ずかしいですね(笑)。

「ただキョロキョロ見るんじゃなくて、どこに何があるか、人がいるのかいないのか、を瞬時に判断できるようになると、本当の意味で『余裕を持って運転できている』と言えるでしょう。帰りはみなさんポニーちゃん見つけられるように頑張りましょう!」と、帰りの道でのホンワカとした温かいお題もいただきました。

 後ろを走ってくれていたインストラクターさんからは、「後ろから見ると腰の位置が高い感じがするので、もう少し前に詰めてポジションにゆとりを持つと、運転がだいぶ楽になると思いますよ」とありがたいドバイスをいただいて、帰り道に実践してみると、峠道のカーブのしやすさが段違いでした!

 膝にゆとりがあると無意識にニーグリップされるので、カーブを曲がる時の安心感が倍増でした。そして帰り道、みんなでポニーちゃんを探しながら走っていましたが、結局、優しいインスタラクターさんが、「ここだよー」と手で合図をしてくれて、みんなで見つけることができました! 午前中のUターン練習で落ち込んでいましたが、私の心はこの公道ツーリングで完全回復しました(笑)。

 ショートツーリングから帰ってきて、受講者のみなさんと「いやー、頑張ったねー!」と行く前よりも会話が弾みます。みんなで楽しく1日を乗り越えた感じがしました。私の同じチームの中にも今日が公道初デビューの方もいらっしゃって、みんなで労いながらも「ポニーちゃんいましたねー!」と楽しくお話しできました。

 インストラクターさんからも「秋は道路に枯葉が散らばっていたりします。季節や状況によって多くの危険があるので、今日学んだことを忘れずに、気持ちに余裕を持ってバイクに乗れるようになってください」とアドバイスをいただきました。サポートのある環境の中で、バイクの楽しさと安全な走り方を学べる公道ツーリングは、私も免許を取ったばかりの頃に一度経験しておきたかったー! と、思いました。

 今回のオンロードレッスンを1日通して、強く感じたのは、インプットとアウトプットがその場ですぐにできる素晴らしさ。上達のスピードが全然違うなと思いました。自分が納得いくまでインストラクターさんに質問ができて、それをインストラクターさんの前で復習することでさらにアドバイスもいただけるので、練習する度に上達します。

 教習所だと時間の制限があったり、教官が少なくて質問を遠慮してしまったりすることがあると思いますが、このレッスンはガンガン自分の気の済むまで質問できて、優しく的確なアドバイスをもらえるので、運転に少しでも不安がある方にはぜひオススメです!

 最後にみんなで公道を走ることで、バイクの楽しさもしっかり味わえるのが本当に素敵だなと思いました。もし、これを読んでいただいている方の中に、免許は持ってるけどしばらく乗っていない…という方や、公道が怖くて一歩踏み出せない…という人がいらっしゃったら、ぜひ行ってみて欲しいです! バイクってこんなに楽しいんだ! って、きっと思えると思います!

 免許に慣れはじめている方でも、改めてバイクの基礎を学ぶのにはもってこいのチャンスです。私も自分が思っているよりも基礎を忘れていたので、これからも安全に楽しく、末長くバイクと生きて行くためにも、参加して本当によかったです。これからは暖かくなって最高のバイク日和が続くと思うので、幸せなバイクライフを楽しむためにも、ぜひ参加してみてください!

ヤマハ最新モデルの試乗車にも乗ってみました!

 こうして1日のカリキュラムを終了。最後に展示されていた今年最新モデル、YZF-R25 ABSとMT-25 ABSが試乗可能だったので、乗ってみることにしました!

 まずは250ccクラスのスーパースポーツモデル「YZF-R25」です。見た目は私の好きな青色でとってもカッコいい! ずっと1日トリッカーに乗っていたせいか、250ccにしては大きさをやや感じました。足着きが少し心配な見た目でしたが乗ってみるとまったく不安な要素がなく、特に問題なし。ハンドルまでの距離も遠すぎず近すぎずで、ポジションも取りやすかったです。

 いざ走ってみると、トルクの強さに驚きました。それまで練習でトリッカーを1日中乗っていたということもあるかもしれませんが、一発目のアクセルを回した瞬間の勢いでテンションは爆上がりでした。

 ブレーキもスムーズかつしっかり効いてくれて、街乗りというよりはこれで峠道を攻めてみたいなと思いました。スーパースポーツに目覚めてしまいそうです(笑)。

 そして、お次はネイキッドスポーツ「MT-25」です。以前、MT03に乗ったことがあったのですが、見た目から大きな違いはあまり感じる事はありませんでした! 乗ったことあるやつだ! と思ったら排気量が違う…と言われて気づいたくらいです。スペックは排気量とパワー以外は同等です。

 以前に乗った時もすごく乗りやすくて、それこそ峠道を走ったりもしましたが、倒したりする心配なく乗ることができたのを覚えています。

 走り出してみて、 何よりも気持ちよかったのが直線の走行です。3速か4速くらいで軽くアクセルを捻るだけでも結構なスピードが出ました。楽しい!

 練習コースなのをよいことに、直線はスピードを感じながら走りましたが、カーブ前もスムーズに減速できたので安心でした。私はやや手が大きめなんですが、クラッチの位置もすごくちょうどよくて、このまま乗って家に帰りたいくらい乗りやすかったです(笑)。

 2台とも私が最近気になっているロードスポーツ系のバイクで、試乗できたのがとても嬉しかったです。前回のオフロードレッスンの時は運転への恐怖が勝ってしまい、レッスン終了後はヘトヘト。試乗も避けて帰ったくらいだったのに、今回は自分から進んで乗っていたなって、この記事を書きながら思い出しました。こういったレッスンの経験を通して、前よりもバイクが好きになっていることに気づけました。

 もっとバイクに乗ってみたい、運転も上手くなりたいって思えた特別な1日になりました。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました! みなさん、よいバイクライフを!!

■YAMAHA YZF-R25 ABS全長×全幅×全高:2,090×730×1,140mmシート高:780mm軸距:1,380mm最低地上高:160mm車両重量:169kgエンジンタイプ:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列,2気筒総排気量:249cc内径×行程:60.0×44.1mm圧縮比:11.6:1最高出力:26 kW(35PS)/12,000rpm最大トルク:23N・m(2.3 kgf・m)/10,000 rpm始動方式:セルフ式燃料タンク容量:14Lタイヤ:前 110/70-17M/C 54S、後 140/70-17M/C 66S(前後チューブレス)ブレーキ形式:前後 油圧式シングルディスクフレーム形式:ダイヤモンド懸架方式:前 テレスコピック、後 スイングアーム乗車定員:2名■メーカー希望小売価格:69万8000円(消費税10%込)

■YAMAHA MT-25 ABS全長×全幅×全高:2,090×755×1,070mm軸距:1,380mmシート高:780mm車両重量:167kgエンジンタイプ:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒総排気量:249cc内径×行程:60.0×44.1mm圧縮比:11.6:1最高出力:26kW(35PS)/12,000rpm最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm燃料タンク容量:14Lタイヤ:前 110/70-17M/C 54S、後 140/70-17M/C 66S(前後チューブレス)ブレーキ形式:前後 油圧式シングルディスクフレーム形式:ダイヤモンド懸架方式:前テレスコピック(倒立)、後スイングアーム■メーカー希望小売価格:68万7,500円(消費税10%込)

こんな記事も読まれています

角田裕毅9位、選手権6位争いにおいて価値ある2点を獲得「強力なレースペースを示せた。シーズン最後まで全力で戦う」
角田裕毅9位、選手権6位争いにおいて価値ある2点を獲得「強力なレースペースを示せた。シーズン最後まで全力で戦う」
AUTOSPORT web
サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
ベストカーWeb
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
AUTOSPORT web
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
AUTOSPORT web
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
AUTOSPORT web
古さと新しさが同居した天才的デザインに仰天!! ディフェンダーの「貫禄」にシビれた!!!【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
古さと新しさが同居した天才的デザインに仰天!! ディフェンダーの「貫禄」にシビれた!!!【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベストカーWeb
ドリキンが自腹購入したホンダ「シビックタイプR」でチューニング指南! 無限×ヤマハコラボの「パフォーマンスダンパー」は買いです
ドリキンが自腹購入したホンダ「シビックタイプR」でチューニング指南! 無限×ヤマハコラボの「パフォーマンスダンパー」は買いです
Auto Messe Web
【F1第22戦決勝の要点】 岩佐歩夢が分析するメルセデスの速さの秘密「マシン特性の不利を覆すほどのいい仕事」
【F1第22戦決勝の要点】 岩佐歩夢が分析するメルセデスの速さの秘密「マシン特性の不利を覆すほどのいい仕事」
AUTOSPORT web
1.2L 3気筒+モーター3基で300ps ルノー・ラファール E-テックへ試乗 アルピーヌに相応しい走り
1.2L 3気筒+モーター3基で300ps ルノー・ラファール E-テックへ試乗 アルピーヌに相応しい走り
AUTOCAR JAPAN
ヒョンデ「アイオニック5」がマイチェンで航続可能距離703キロに! 気になる車両価格は523万6000円から…30台限定の「コナ マウナ ロア」にも注目
ヒョンデ「アイオニック5」がマイチェンで航続可能距離703キロに! 気になる車両価格は523万6000円から…30台限定の「コナ マウナ ロア」にも注目
Auto Messe Web
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
AUTOSPORT web
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
VAGUE
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
WEB CARTOP
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
Auto Messe Web
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
レスポンス
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

1件
  • sym********
    仲間と一緒に走るマスツーリング。
    私も何度か参加したことがありますが、これが一長一短。
    パレードのごとく行儀よく隊列を乱さず走るのはとても楽しい。
    でも後続を気にしてミラーを見ながらの運転は当然前方への注意が減り危険な場合あり。
    なので隊列など気にせず、自分のペースで目的地集合の方が安全だと思います。
    決められた隊列で、たまたま眼の前の人の運転が下手だと下手が移りますしねw
    巧いベテランさんはゆっくりでも巧い(=安全)ので、そんな人を自分で探して追従し習うべし。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村