■どんなクルマ?
+22万円~「400スポーツ」を買える
短評 2.0?4気筒のジャガーF-タイプに試乗 インジニウムガソリンの第一印象は?
ジャガーはF-タイプを発売してから4年の間でたくさんのことを学んだようだ。
キーポイントは、F-タイプの購買層というのはドライビングに真剣だということ。搭載されるV6は、V8のようなパフォーマンスを披露し、そのシャシーにはブレーキ、ホイール、タイヤのベストなコンビネーションと比類なきスタイリングのボディが備わっているとAUTOCARは思っている。値段もV8の安いモデルとさして変わらない。
進化したF-タイプ400スポーツは限定車だ。F-タイプのなかでは最もパワフルなV6を採用し、クーペだってコンバーチブルだって「ほかのクルマなんて相手にもならないね」と言わんばかりの存在感を放っている。
2駆もしくは4駆で8速オートマという仕様の400スポーツは、世界市場に向けたクルマで、1年限りのスペシャルモデルだという。
エントリークラスである2駆のクーペは、£70,665(1,037万円)から。375psを発生させるスタンダードなF-タイプよりも£1,500(22万円)高いだけだ。
400スポーツのスーパーチャージドエンジンは、375psから395psまでパワーを高められていて、0-97km加速テストの記録は4.8秒(2駆モデル)となっている。
400スポーツが、標準V6を後押しする可能性も
エンジンレスポンスは良好で、レブリミットである6500rpmに近づくと官能的な音でエンジンが叫ぶ。
高められたエンジン出力は、燃費やCO2の排出さえも良くなっている。ちなみに具体的な数値は、燃費性能が1リットルあたり20.5kmで、CO2の排出量は203g/kmだという。
ジャガーが言うには、これは長期的な立ち位置のモデルではないらしい。しかしこのクルマが登場し、間違いなくヒットを飛ばすことで、このエンジンが主力となることも充分にあり得る。
オートマティックでパドルシフトを標準装備し、独立懸架サス(ダブルウィッシュボーンにコイルスプリングの組み合わせ)を採用。
制動力抜群のブレーキは、フロントに380mm、リアに375mmのローターをあしらっていて、ドライバーの任意でスロットル、トランスミッション、ステアリングやダンパーのセッティングを変更することが可能である。
もちろんサテングレーで仕上げられたハンサムな20インチのアロイホイールも標準で付いてくるし、LSDだって標準装備だ。
■どんな感じ?
「リアエンジンのクルマをドライブしているかのような感覚」
400スポーツはとても素晴らしいドライバーズカーである。
ただ、一方で浅いシートや、ダッシュボードからバックレストまで続く室内環境は、ちょっとレーシー過ぎるかもしれない。
400スポーツを構成するカラーはたったの3色。ブラック、ホワイト、それからシルバーだ。これに「スポーツ・デザイン・パック」が組み合わさっているので、フロントスポイラーやサイドシルのブレードのような膨らみ、それからリアディフューザーが備わっているのが特徴。
ブラックレザーはイエローのダブルステッチが入っており、400スポーツのロゴも見て取れる。ダッシュボードやステアリングなども同様の素材で覆われていて、アルミのシフトパドルの質感も仕立ての良さに一役買っている。
路上では、400スポーツはハードな一面を見せる。0-97km加速テストでは、約5秒の記録をマークし、3500rpmで最大トルクの46.9kg-mを絞り出す。
ギアチェンジは迅速で、160km/hまで嵐のような加速をするエンジンはスムーズだが驚くほどによく鳴く。
ジャガーの開発エンジニアであるマイク・クロスは、「ギアレシオの改良と低速トルク重視のモディファイもあって、20psの出力アップを間違いなく感じ取ることができるでしょう」と語る。乗り手が望むのなら、ジャガーはとても獰猛で速くなる。
もちろんF-タイプはフロントエンジンなのだが、しかし乗っているとリアエンジンのクルマをドライブしているかのような感覚に見舞われる。
電子制御のトラクションコントロールや、LSDのお陰で、トルクの鬼になることができ、ワインディングロードでもちゃんとラインをなぞって、速いドライビングに徹することができた。
■「買い」か?
「手っ取り早い」選択肢
400スポーツはとてもいい選択肢だ。
ホイールはどう? シートは? ステアリングやサスペンションの仕様は? といった、あれこれ悩むべき問題の解決策がこの限定モデルにはすべて盛り込まれている。
ドライビングに関心が高い人ならば、£2,000~3,000(29万~44万円)払ってでも400スポーツにすべきだとわたしは考える。より正しい方法で導き出された解がここにあるのだから。
ジャガーF-タイプ400スポーツ・ローンチ・エディション
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