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“究極のマシン”と位置付けられたロングテールのコンバーチブル「マクラーレン600LTスパイダー」デビュー

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“究極のマシン”と位置付けられたロングテールのコンバーチブル「マクラーレン600LTスパイダー」デビュー

マクラーレン・オートモーティブは、「マクラーレン600LTスパイダー」を公開した。最大限のパワー、徹底した軽量化、エアロダイナミクスの追求、サーキット走行に適合する運動性能などを体現した生産期間限定のスペシャルモデルだ。このスパイダーにはロングテール(LT)の名が冠せられた5車種目のモデルとなる。


スペックがもたらす官能の世界

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600LTスパイダーはマクラーレン・オートモーティブが1720億円規模の投資プランに基づいて開発した3車種目のニューモデルで、超高性能の運動性能を備えながら、リトラクタブル・ハードトップによるオープンエアでのドライビングの楽しさを実現しているモデルだ。

600LTスパイダーはスポーツ・シリーズの中でも究極のマシンと位置づけられ、カーボンファイバー製のモノセルIIシャシーを採用。この高剛性モノコックの特性を活かし、600LTクーペに匹敵する性能を備えているにもかかわらず追加の補強なしで、クーペに対しての重量増大は50kg(乾燥車両重量1297kg)に抑えられている。したがってライバル車より80kg以上軽量であり、馬力荷重は2.2kg/psを実現。これにより圧倒的な動力性能を達成している。

また600LTクーペで初めて採用したトップエグジット・エキゾースト(ボディ上面への排気パイプ配置)を受け継ぎ、ルーフ、リヤ・ウィンドウを下げた状態での、排気サウンドは一段とエキサイティングになっている。

3ピース構造の電動開閉式リトラクタブル・ハードトップの開閉は、40km/h以下であれば走行中でも開閉可能だ。ルーフをアップした状態ではルーフ格納スペースに52Lのラゲッジ/スペースを生み出すことができる。

ルーフを格納すると、600LTならではのトップエグジット・エキゾーストが生み出す、聴覚と視覚で感じられるエキサイティングな体験ができる。ガラス電動式ウィンド・デフレクターは、ハードトップ・ルーフと独立して動作させることができ、走行風による乱流を防ぎ、キャビンに流れ込むエキゾースト・サウンドをより強めることもできる。

3月から手作りの受注生産開始

エアロダイナミクスでは、リヤウィングを装備し、250km/hでダウンフォースは100kgと、クーペと同様だ。シャシーはサーキット指向のハンドリングのために専用チューニングされたダンパー、より強固になったエンジン・マウント、軽量ブレーシステム、そして鍛造アルミ製のダブルウィッシュボーン・サスペンションを備えている。タイヤはピレリPゼロトロフェオを装着している。

搭載エンジンは、3.8L・V8ツインターボで、電子制御システム、冷却システムが改良されており、短縮されたエキゾーストによりパワーアップ。最高出力600ps、最大トルク620Nmで、クーペと共通のスペックになっている。トランスミッションはDCT7速シームレス・シフト・ギアボックス(SSG)を採用。スポーツ・モードでは、イグニッション・カット機能によって、より素早いギヤチェンジが可能で、トップエグジット・エキゾーストから印象的なサウンドが発せられる。

600LTスパイダーの0-100km/h加速は2.9秒、0-200km/hは8.4秒。最高速度は、ルーフを上げた状態で324km/h、ルーフを下げた状態では315km/h。



この600LTスパイダーは、2019年3月からの期間限定生産となり、他のスポーツシリーズ、スーパーシリーズ・モデルの生産スケジュールの合間を縫って全て手作業により生産される。現在、マクラーレン正規販売店で注文受付を開始している。
価格は3226.8万円(税込み)から。

マクラーレン 600LT 関連情報
マクラーレン 関連情報
マクラーレン・オートモーティブ 公式サイト

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