ハイラックスがなかなかの人気だ。やっぱりこういう面白いクルマがないと、なんて思う読者の方も多いのではないだろうか? そんなハイラックスだが、なんとタイではマイナーチェンジを受けている。少し顔が変わったが、うーん、ひょっとしたら新しい顔が好きな人も多いかも!? そんなタイのマイチェン後のハイラックスを紹介しつつ、日本でも注目のTRDバージョンもご紹介します。
文:ベストカーWeb編集部/写真:池之平昌信、トヨタ
■ハイラックス史上最高クラス!! 超絶カッコイイ「Rocco」とは?
日本に13年ぶりに販売となったハイラックス。そのハイラックスを生産するトヨタ・モーター・タイランド(トヨタのタイ法人)では、なんとハイラックスの顔つきがグッとかわった。写真を見てもらうとわかると思うが、一気に近年のSUVらしい顔つきになった印象がある。
前述のとおり日本でも販売が始まったハイラックスであるが、日本仕様に関しては当分は現行の顔つきは変わりそうにない。タイバージョンのハイラックス、愛を込めてタイラックスと呼ぶことにする。
こちらが新しい顔のタイのハイラックス(勝手に命名:「タイラックス」)。少し若返った!!
こちらが日本仕様。グリルやフォグランプが異なる
タイラックスのラインアップは2.8Lと2.4Lのディーゼルエンジンの二本立て(日本導入は2.4Lのみ)。そのタイラックスに「Rocco」と呼ばれるグレードが追加された。これがまたカッコイイのだ!! グリルやバンパーなどは元より、足元をキリッと引き締めるオールテレインタイヤと18インチホイールが「漢」って感じがする。このまま日本に導入されればかなり売れるとは思うのだが……、やっと発売になったハイラックスなので現段階では日本導入の予定はなしだろう。
これが「Rocco」。まるでショップカスタムを施されたような仕上がり。ほしい……
■納車予備軍の皆さま、日本にはTRDがある!!
「おいおい、もう納車待ちだよ!!」というハイラックスオーナー予備軍の皆さまにも朗報が。国内仕様にはTRDのカスタムパーツが用意されている。28万300円(税抜き)のTRDパッケージを選択すればボディパーツは下写真のクルマと同じ仕様になる。
さすがにRoccoのスタイリングには適わないかもしれないが、ここまで仕上げられるのはTRD仕様ならでは。タイ仕様とのパーツの互換性も気になる
担当個人的な注目は「キャノピー」だ。36万円(税抜き)だが、これをつけることで大きく印象が変わる!! ハードルーフといった感じだが、雨や風などを気にすることなく荷物を載せることができる。IKEAやコストコで買った荷物をポイッと、荷台に載せるなんてことも可能。せっかくコストコでショッピングカートの大半を占めて苦労して買ったトイレットペーパーが、荷台で雨に濡れるなんてことも防げる。
ピックアップはかっこいいけれど雨は避けたい、そんなオーナーにはマストパーツのTRDの「キャノピー」。赤、白、黒がある
働くクルマとしても注目されるハイラックスだが、ライフスタイルで乗るオーナー層には「キャノピー」はもしかしたらマストアイテムかも!? 個人的にはいつかタイから「Rocco」が導入されないか期待しているのだが……。納車されたらもうカスタム済みだし、奥さまに怒られることもないかも!? なんにせよ、これほど個性の強いクルマだから、今後の盛り上がりも楽しみだ。
リアスタイルもキリッと引き締まる。そんなキャノピーは12月発売予定
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