メルセデスの電動化を担うEQブランドの重要性
メルセデスの動きが活発だ。トラック部門を切り離し、社名を「ダイムラー」改め「メルセデス・ベンツ」として乗用車に専念する。乗用車もトラックも次世代パワートレーンへの取り組みが急務という事情は同じだが、今後しばらくは独自の道を歩むという決意表明だろう。新生メルセデス・ベンツはEV戦略が最重要課題となる。
高級EVセダン「メルセデス・ベンツEQS」の市販バージョンが公開。発売は本年8月を予定
その中心を担うのが、メルセデスEQだ。メルセデス・ベンツ、メルセデスAMG、メルセデス・マイバッハに続く第4のシリーズである。ドイツではEQC、EQV、EQA、EQB、EQT、EQSという6モデルのBEVを発表済み。日本ではEQCに続き、新たにEQAが発売された。
EQシリーズは、末尾の英文字がおなじみのクラス名に対応している。つまり、EQAはAクラスのセグメントに相当するBEVである。スタイリングからもわかるようにSUVのGLAと基本プラットフォームは共通。GLCとEQCの関係も同じだ。ただしEQSは名称からBEVのSクラスを目指したとわかるが、電動アーキテクチャー「EVA」を初めて活用したという点で意味合いが少し異なる。EQSは、他のEQモデルより独自性が明確だ。
航続可能距離422km。小気味よくスムーズな走りが好印象
今回の主役、EQAを見ていこう。EQAはフロントアクスルに140kW(190ps)のモーターを置き、フロアに66.5kWhのリチウムイオン電池を配したFFのBEVだ。WLTCモードの航続可能距離は422km。対応する充電器スペックは交流普通充電が6.0kWまで、直流急速充電(CHAdeMO)は100kWまで。エントリークラスのBEVとして十二分なスペックの持ち主である。
エクステリアは、GLAをベースに、フロントやリア回りをEQシリーズの文法でまとめた。インテリアデザインも同様。アップライトに座らせ、前後席とも広いキャビンスペースはそのままに、助手席回りのトリムがEVらしい雰囲気を伝える。
都内で試乗した。車種は20インチアルミを履いたAMGライン装着車。乗り心地は滑らか。GLAの小気味よさが残っていて、「上手くまとめ上げたな」というのが第一印象。静かなのはもちろん、振動が目立つということもない。ドライブモードはメリハリが効いていた。スポーツを選ぶと加速は強力。通常モードでもなかなか力強い。
ブレーキの回生強度はパドル操作で選べる。5段階のうち回生オートモード(パドル長押し)が便利だった。前走車との車間距離や、坂道などの道路状況を加味してクルマが最適な回生強度を選択してくれる。
EQAは運転支援も含め、技術の進化を感じる1台である。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
「財布を忘れて帰ろうとしたら、免許不携帯で捕まりました。今取りに帰るんですよ。私が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「事実でしょ」「非常識」の声も…「うっかり」でも許されない理由とは
「ヘッドライトが“まぶしい”んですけど、どうにかならないですか?」 困惑の声多数! あなたの行為「違反」かも? 「ハイビーム」の“落とし穴”とは
アウディ製5気筒エンジン搭載、最後のドンカーブート『F22ファイナルファイブ』発表
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
まさに無責任広告マスゴミ
EV専用車台を採用してテスラ3かアリア以上のスペックにして出直して来て欲しい。
アリア検討しているが、ベンツのスペックが低すぎて選択肢にも入らん。