豊田自動織機は、車両用ディーゼルエンジンを河川排水用ポンプの駆動源に応用する国のプロジェクトに参画すると発表した。
大雨などで水位が上がった際、支川から本川に水を流す河川排水用ポンプ設備は、1、2級河川だけで全国に約870カ所ある。今は特注の大型ディーゼルエンジンで稼働するが、10年後には設置後40年が経つ設備が半数に達するとの予測もあり、国土交通省がコストを抑えた老朽更新方法を模索中だ。豊田自動織機は、三菱自動車、三菱ふそうトラック・バスとともに国交省プロジェクトに参画。トヨタ自動車の「ランドクルーザープラド」「ハイエース」向けに累計120万基の生産実績を持つ「1GD-FTV型ディーゼルエンジン」(2.8リットル直4)をポンプ場に複数台、設置する実証実験を来年1月から始める。車両用エンジンを応用することでコストを抑え、故障リスクの分散や早期復旧にもつながると同社ではみている。
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みんなのコメント
信頼性もあるし、数も出てコストも安いだろうし、万が一生産停止になっても保守部品はいっぱいあるだろうからメンテさえしっかりすれば長持ちするだろうな~