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時は来た!ホンダ 新型「ステップワゴン」いよいよ販売スタート

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時は来た!ホンダ 新型「ステップワゴン」いよいよ販売スタート

ホンダは2022年5月27日、6代目となる新型ステップワゴンの発売を開始した。新型ステップワゴンは今年1月にデザイン、コンセプトなどを発表していたが、4ヵ月後にようやく発売に至った。

標準モデルのステップワゴン エアー(左)とステップワゴン スパーダ戦略的には競合モデルのトヨタ ノア/ヴォクシーが1月14日にフルモデルチェンジして発売しており、ステップワゴンはデザイン発表はそれより先手を打ち、発売は後手という経緯となっている。

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パワートレインはハイブリッドの「e:HEV」と、1.5Lの直噴VTECターボ・エンジンという設定だ。そしてボディタイプは、標準モデルの「ステップワゴン エアー」、より存在感を強調したカスタム・モデルの「ステップワゴン スパーダ」を展開。さらに「ステップ ワゴン スパーダ」をベースとして、エクステリアではプラチナ調クロームメッキ加飾、インテリアはスエード調表皮&プライムスムースのコンビシートなどを採用して質感をより高めた「ステップ ワゴン スパーダ プレミアムライン」を新設定している。

また乗車定員は7人乗り(2列目:キャプテンシート)、8人乗りの2タイプを設定。

ステップワゴン エアー新型ステップワゴンは、初代のコンセプトに立ち返り、現在に適合させた「#素敵な暮らし」をグランドコンセプトにし、デザインもシンプル、明快で、ボディフォルムは水平基調、ボックス形状というミニバンの原点に戻し、使う人にとって車両感覚がつかみやすく、乗り物酔いしにくい、ミニバンならではの使い勝手の良さなどを追求している。

ステップワゴン エアーのインテリアエクステリアはボックス・デザインを基本に、従来モデルよりベルトラインを高めてボディ全体のソリッド感、安定感、分厚さを表現。ステップワゴン エアは現在のホンダが展開しているシンプルかつクリーンで、上質感のあるデザインとし、ステップワゴン スパーダはよりワイド感や重厚感を付加し、ボディ全周にダーククロームメッキのモールを装着している。

ステップワゴン スパーダリビング空間を目指したインテリア

インテリアは、ミニバンの王道として、家族のための大空間を進化させ、自分の家のリビングのような居心地の良さ、より自由な空間を目指している。ステップ ワゴン エアーのインテリアは明るい室内でリビングのような安心感のある室内空間とし、ステップ ワゴン スパーダはダークトーンのカラーで上質感を強調。またインテリア全体は水平基調のデザインにより、乗る人の視野を安定させることで乗り物酔いを起こしにくくし、新たな価値をアピールしている。

ステップワゴン スパーダのインテリアパッケージ、シートアレンジは、家族の成長に合わせた使い方ができるよう、多様なシートアレンジを採用。2列目シートは、前後のロングスライドだけでなく、左右にもスライドできる構造(キャプテンシートのみ)を採用。

独自のマスクを持つステップワゴン スパーダ プレミアムライン3列目シートは、着座位置を高くするとともに、前方のシート、ヘッドレストの形状を工夫することで開放的な視界を確保。そしてシートクッションの厚みを増すことで、3列目でも快適な座り心地を実現している。なお、3列目シートはステップ ワゴンの特長でもある室内を広く使用できるよう折り畳み時には床下収納ができるようになっている。

快適・便利装備では、10.2インチのデジタルグラフィックメーターを採用し、オーディオなどのインフォテイメント系の情報と、ナビや運転支援情報を左右のメーター内に表示できるようにしている。

また上級グレードのリヤ・パワーテールゲートは、開く角度を任意に設定可能なメモリー機能を追加。パワースライドドアは、従来のハンドル操作に加え、軽く指先を触れるだけで開閉ができる静電タッチセンサー式を世界初採用している。

その他に、大気中のPM2.5などの微小粒子物質を検知し、空調制御とフィルターの組み合わせで空気を浄化する空調システム「Clean Air(クリーン エアー)」を全タイプに標準装備化している。

e:HEVと1.5L直噴VTECターボ

e:HEVシステムパワートレインは、e:HEVはエンジンの徹底したフリクション低減により、熱効率を向上。モーター駆動をメインにした力強く滑らかな加速による走行に加え、クルーズ走行時にはエンジン直結とし、効率的な走行を実現。急な下り坂では、エレクトリックギアセレクターを「B」にすることでアクセルオフ時の減速度がより強くなり、下り坂でのブレーキ操作を軽減できるようになっている。

直噴、斜流タービンのL15C型ターボ・エンジンガソリンモデルは、低回転から力強い走りができるようVTECターボ・エンジンを採用。4-2エキゾーストマニホールド、斜流タービンの新採用などによりターボの応答性を向上させ、リニア感のある制御を採用したCVTと組み合わせ、よりレスポンスよく力強い加速を実現。

WLTCモード燃費は、e:HEVモデルで19.5km/L~20.0km/L、ガソリンモデルは12.9km/L~13.9km/Lとなっている。

走りの面では、ロングホイールベースに加えてトレッドを前後ともに拡大し、大柄な車体でありながら直進・旋回時の高い安定性を追求。また、リヤを中心に遮音材や吸音材を追加し、フロアを高剛性化すること、リヤ・サスペンションのストローク拡大などにより、全席で静粛性や乗り心地を向上させている。

装備では、車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載し、コネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」を利用できる。

また安全装備では、最新の安全運転支援システム「ホンダ センシング」全モデルが標準装備とし、アダプティブクルーズコントロール(ACC:渋滞追従機能付き)へと進化している。

福祉車両は、ステップ ワゴン スパーダをベースに、車いす仕様車とサイドリフトアップシート車を設定し、7月14日から発売される。先代モデルより受け継ぐ3列目分割床下格納シート<マジックシート>、フローリングフロア、電動ウインチに加え、パワーテールゲート(メモリー機能付き)を福祉車両に全車標準装備している。

また、車いす仕様車2列目乗車タイプには、車いすの固定点を増設し、リクライニング・ティルト式の車いすも固定できるようにしている。

新型ステップワゴンの価格は、300万円~385万円。競合車のトヨタ ノア/ヴォクシーは267万円~389万円で、中心価格帯では同等レベルとなっている。

価格

福祉車両 価格

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みんなのコメント

23件
  • 発表から発売までの期間が長すぎて、もう飽き飽きする。
    新鮮味が全くないですね。
    失敗だと思います。
  • 使いにくそうなスイッチシフトだから却下しました。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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