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マセラティ MC20がついにワールドプレミア! オールイタリアン体制で生まれた渾身の最新スーパースポーツ

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マセラティ MC20がついにワールドプレミア! オールイタリアン体制で生まれた渾身の最新スーパースポーツ

Maserati MC20

マセラティ MC20

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モデナから東京、NYへ生中継

マセラティは2020年9月9日(日本時間9月10日)、新型スーパースポーツ「MC20」をワールドプレミアした。モデナで開催された、マセラティブランドの新時代の幕開けを告知する一大イベント「MMXX:The time to be audacious(いまこそ大胆になるべき時)」の中で発表したもので、その様子は全世界へオンラインで公開。東京とNYではライブビューイングも実施した。

発表会自体は大変ユニークな“ドライブインシアター形式”で行われた。モデナのトラックのど真ん中へ、地上高23mの壁がそそり立ち、その中央に設けられた5m径のステージに主役が鎮座。最新のDJシステムやプロミュージシャン、コーラスが会場を盛り上げ、最終的にMC20が登場するまでのくだりと舞台設計は壮大なミュージカルかオペラそのもの。

レースにも本格復帰するピュアスポーツ

華々しい演出のもと、いよいよ姿を現したのが新型スーパースポーツ「MC20」。100%内製のエンジンやモデナ工場でのアッセンブリーなど、オールイタリアンにこだわるマセラティ渾身の1台だ。

“MC”は「Maserati Corse」の頭文字であり、Corse=コルセはレースフィールドとの強い繋がりを示唆している。“20”は彼らの新時代がやってきた2020年を意味する。マセラティはすでにMC20で競技シーンへ復帰することも公言している。

20年以上ぶりの完全内製V6ユニット

搭載するのは「Nettuno(ネットゥーノ)」と名付けられた3.0リッターV6直噴ターボエンジン。最高出力630ps/7500rpm、最大トルク730Nm/3000~5500rpm、レブリミット8000rpmの最新ユニットは、開発から組み上げまですべてを内製で実施する。つまり、20年以上ぶりの完全自社製パワーユニットとなる。ちなみにNettunoは海神ネプチューンを意味するイタリア語である。

トランスミッションは8速DCTを組み合わせ、後輪を駆動。0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は325km/h超を実現する。

将来的にはEV化も可能

ちなみにMC20はクーペ、カブリオレの2バリエーションを想定しているのに加え、将来的にはフル電動仕様も可能になるよう設計されているという。

モデナで開発されたMC20は、マセラティ本社に隣接する工場(Viale Ciro Menotti=ヴィアーレ・チロ・メノッティ)で生産。量産仕様が最初にラインオフするのは2020年末頃となる模様。

次期型グランツーリスモや新型SUVの告知も

MC20の予約注文は発表のタイミングと同時に、2020年9月9日(日本時間9月10日)より受付を開始している。

また、イベントでは次期型グラントゥーリズモ、及び新しいSUVが2021年に登場することも告知された。マセラティの新時代を告げる大々的なプレミアの様子、MC20のさらなる詳細情報についてはGenroq Webで追って紹介していく。

【SPECIFICATIONS】

マセラティ MC20

ボディサイズ:全長4669 全幅1965 全高1221mm

ホイールベース:2700mm

トレッド:前1681mm 後1649mm

車両重量:1500kg

エンジン:V型6気筒DOHCターボ

総排気量:3000cc

ボア×ストローク:88.0×82.0mm

最高出力:630ps/7500rpm

最大トルク:730Nm/3000-5500rpm

トランスミッション:8速DCT

サスペンション:前後ダブルウィッシュボーン

駆動方式:RWD

ブレーキ:前ベンチレーテッド(6ピストン) 後ベンチレーテッド(4ピストン)

タイヤ:前245/35ZR20 後305/30ZR20

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みんなのコメント

1件
  • 自前のエンジン、3LV6で630ps、大きくリッター200ps越えか。マセ渾身の自信作はその戦闘力もハンパない。
    0→100km/h2.9秒はアヴェンタSVJやマクラーレンセナにも迫る。
    電動化の予定もあると聞いたが、もうしばらくガソリン車で夢を見させて欲しいね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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