■2020年半ばに新型「プレリュード」市販化へ!
2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」でホンダは、「プレリュード コンセプト」を世界初公開して話題になりました。
かつてのプレリュードは、1980年代中頃のバブル景気から2000年代前半にかけてもてはやされた「スペシャルティカー」というジャンルのモデルです。
スペシャルティカーは、コンバーチブル(オープンカー)やクーペといったスポーツカーのようなスタイリングで、快適性や居住性も重視しているクルマのことを指しています。
【画像】「えっ…!」カッコいい! これが新型「プレリュード」です!画像を見る!(33枚)
別名「デートカー」とも呼ばれて当時は非常に人気となったのですが、実用性の高いミニバンやSUVの台頭などにより衰退してしまいました。
そんなプレリュードが、ジャパンモビリティショーにサプライズで登場したことにも驚かされましたが、さらに2020年代半ばに新型「プレリュード」が発売されるということも明らかとなり、期待に胸を膨らませるファンも多いのではないでしょうか。
そこで、スペシャルティカーの復権への願いを込めて、ぜひ復活してほしいモデルをピックアップしました。
●日産「シルビア」
プレリュードと双璧をなしたスペシャルティといえば、日産「シルビア」です。現在でもチューニングやドリフトマシンとして「S13型(5代目)」は根強い人気があります。
今でこそ「e-POWER」を前面に押し出している日産ですが、ほんの10年前まではスポーツカー・メーカーとしての一面もあり、その名残りは「フェアレディZ」や「GT-R」などに継承されています。
シルビアは初代モデルが1965年に登場。最後の7代目モデル(S15型)は2002年まで販売され、37年という長い歴史を持つモデルです。
もっとも当時の日産でスペシャルティといえばラグジュアリークーペ「レパード」がイメージリーダーでしたが、5代目シルビアが誕生した1988年はバブル前夜で経済が絶好調で、瞬く間に大人気モデルになりました。
その後、スペシャルティ人気が没落しても、プレリュードにはない「FR」と「ターボエンジン」という武器を持ったシルビアは、一定の人気を確保していました。
もしシルビアが復活するのであれば、FR(後輪駆動)のe-POWER車となるかもしれませんし、「リトルGT-R」のようにAWD化という選択肢もあります。本気で復活してほしいモデルの1台です。
■トヨタのスペシャルティカーとは?
●トヨタ「セリカ」
実は、トヨタはスペシャルティカーを数多く輩出しているメーカーで、スペシャリティが人気になる前から、当時としては画期的かつ贅沢な3ナンバーボディを設定する2ドアクーペ「ソアラ」なども誕生させています。
そんなトヨタが、1970年代から生産していた老舗クーペが「セリカ」です。当時のファミリーセダン「カリーナ」のシャシを採用し、コストを抑えつつ斬新なデザインのボディを実現。
以降も実用性を持ったクーペでしたが、1981年に誕生した3代目でリフトバックボディが追加され、これがのちに「セリカXX」から「スープラ」へと発展。ある意味ではトヨタのスポーツカーの起源ともなっています。
1985年にデビューした4代目セリカは、駆動方式をFRからFFへ変更。リトラクタブル式ヘッドライトと丸みのあるボディーラインで3ドアのみの展開となりました。
そして翌年にはターボチャージャーで最高出力185馬力を発揮するパワーユニットと、手動デフロック付きセンターデフ搭載のフルタイム4WD駆動車「セリカGT-FOUR」を発売し、WRCをはじめラリーで活躍したことで、新しい時代のセリカが確立されたのです
2006年で生産が終了した6代目セリカは、クーペが暗黒の時代だったこともあり、FFのみで最高出力も190馬力ほどの2ドアクーペとなり、さらにその前に姿を消した「レビン/トレノ」と統合されたことで排気量も縮小され、最後はひっそりと姿を消した状態になっています。
しかし今見ても新鮮さを感じさせる流麗なデザインですし、クーペボディにこそ新型「プリウス」のような「ハンマーヘッド」デザインは似合うと思います。
●マツダ「コスモ」
今ではSUVの「CXシリーズ」がメインとなっているマツダですが、もともとは大のクーペ好きメーカーでした。
今でも2シーターオープンカーの「ロードスター」は健在ですし、なかでもハードトップの「ロードスターRF」は解釈によっては日本に残る最後のスペシャルティとも言えます。
そんなマツダにとって切っても切れないのがロータリーエンジン。そして世界初の量産型ロータリーエンジン搭載車が、1967年に登場した初代「コスモ」です。
4代目は、当時のマツダ販売チャンネル「ユーノス」ブランドのフラッグシップ「ユーノス・コスモ」として1990年にデビュー。
全長4815mm×全幅1795mm×全高1305mmというボディサイズで、現代でも大きいサイズに分類される、ロータリー専用クーペでした。
当時は「贅沢の極み」として大型クーペに皆が憧れた時代だったのですが、その洗練されすぎたスタイリングで一部のロータリー好きには好評だったのもの、一般的には人気が盛り上がらなかった超個性派でした。
でも、それでいいんです。そもそも市民権を得過ぎるクルマではスペシャリティとは言えず、個性が強すぎるくらいがこのカテゴリでは正義といえるでしょう。
最近、SUVである「MX-30」にロータリーEVが搭載されましたが、このエンジンを拡大しハイパワー化するのであれば、ぜひともコスモを復活させてほしいものです。
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みんなのコメント
ミスは大目にに見ましょう。
もう日本車メーカーの多くが海外設計の海外発表。
国内設計だとしても名前のみの継承で車自体は先代と全く別物。
それでも時代に対応したいい車に仕上がっているのなら良いのかなと思います。