世界ラリー選手権(WRC)ラリージャパンのDAY2でクラッシュにより後退を強いられたTOYOTA GAZOO Racingの勝田貴元/アーロン・ジョンストン組。トップから大きく離されることになったものの、「まだまだ先は長い」と諦めていない。
勝田がクラッシュしたのはDAY2オープニングステージとなったSS2。旭高原元気村から旧伊勢神トンネルを抜ける、ラリージャパン最長の23.67kmのステージだ。
■雨が波乱を呼ぶWRCラリージャパン、DAY2午前を終えてトヨタのエバンスが総合トップ。勝田貴元はクラッシュも「まだ終わっていない!」
この日はSS2が始まる頃から強い雨が降り、ドライバーが走る頃には、事前のレッキやグラベルクルーが走行した際とは路面のコンディションや視界が大きく異なった。
勝田はSS2序盤、最終的にトップタイムを記録した僚友エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組を上回る好走を見せたものの、11.81km地点で落ち葉に足を取られてクラッシュ。右フロントから木やコンクリートに当たったことで、右フロントのサスペンションアームとラジエター片側を失うことになった。
この地点では勝田の後にヒョンデのダニ・ソルド/カンディド・カレーラ組、M-スポーツのアドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリア組がコースを逸脱して転落し、SS2での赤旗原因となった。
クラッシュの状況に関して、サービスパークに戻ってきた勝田は次のように説明した。
「僕らにはペースがありました。中間地点ではトップより30秒速く、マシンに対してもかなりの自信がありましたし、それまでは全てが上手くいっていました」
「ただ、あるブレーキングゾーンで自信を持って攻めたら、落ち葉が沢山落ちていて、滑ってタイヤがロックしてしまい、木とコンクリートに突っ込みました。情報がなかったんです」
勝田はSS2をEVモードに切り替えてフィニッシュしたが、ロードセクションでマシンに応急処置を行なう必要に迫られた。続くSS3の後には、ラジエター片側を失ったことで、用水路から水を汲んで冷却水を確保するシーンもあった。
「ラジエターとアームを直す必要がありました」
クラッシュによる損傷について、勝田はそう語った。
「アームに関しては、(ターマックラリーでは)あまりスペアパーツを積んでいないので直すのは不可能でした。僕らはラジエターのひとつを塞いで、ゆっくりとステージを終えました」
勝田はクラッシュと、ロードセクションでのマシン修復のペナルティによって、SS3終了時点で総合トップのエバンスから5分29秒1遅れ(+1分10秒ペナルティ)と大きく後退した。
DAY2はSS4が天候悪化によりキャンセルとなり、午前の走行が終了。サービスパークでの修理を挟み、伊勢神トンネルでのSS5から午後の走行が始まる。
勝田は今後も「こうした状況では何が起きてもおかしくない」として、攻めの姿勢を続けると語った。
「僕はまだラリーに残っていますし、まだまだ先は長いです。この状況では何が起きてもおかしくありません」
「ペースはありますし、最後の最後まで攻めるつもりです。まだ僕にも、みんなにも何か起こるかもしれませんからね」
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