ミッレミリアでのメルセデス・ベンツ300SL優勝60周年を記念した特別仕様車

メルセデス・ベンツ日本が、メルセデス・ベンツ「SL」の特別仕様車「SL 350 Mille Miglia 417」を発表し、全国のメルセデス･ベンツ正規販売店ネットワークを通じて台数限定で注文受付を開始した。

「SL 350 Mille Miglia 417」は、1955年の「ミッレミリア」における「300 SL」の優勝60周年を記念する特別仕様車。SL 350をベースに、ブラックを基調とした内外装にレッドとカーボンのアクセントを組み合わせた。

「ミッレミリア」は、1927年から1957年まで行われていた、ルート1,000マイルを舞台とした伝説の自動車レース。1955年のレースで、スタート時刻の「4時17分」を表すゼッケンナンバー「417」で300SLが出走し、総合5位、生産型スポーツカークラスで優勝した。

この特別仕様車は、ボディカラーには、designoマグノナイトブラック（マット）とマグネタイトブラック（メタリック）の2色を設定。フロントとリアのスポイラーリップをはじめ、AMGマルチスポークアルミホイールのリムエッジ部やブレーキキャリパーにレッドのアクセントを施すとともに、トランクリッドスポイラーリップにはマットカーボンを採用した。さらに、“MILLE MIGLIA 417”のエンブレムをサイドにあしらう。

インテリアはブラックで、カーボンマットのインテリアトリムに加え、シートおよびステアリングに専用のカーボンパターンエンボス加工を施すとともに、シートステッチ、センターコンソール、ステアリングのグリップ部など随所にクラシックレッドのアクセントを配した。さらに、ヘッドレストには“SL MILLE MIGLIA 417”、フロアマットには”1000 MIGLIA“の刺繍を施している。

全国限定20台で価格はdesignoマグノナイトブラックが1360万円、マグネタイトブラックが1320万円。発売は9月中旬頃を予定する。