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内装は全7パターンも! 超贅沢仕様の高級SUV「CX-60」がマツダ車イチ売れていた! 「オシャ」インテリアのこだわりとは

掲載 更新 133
内装は全7パターンも! 超贅沢仕様の高級SUV「CX-60」がマツダ車イチ売れていた! 「オシャ」インテリアのこだわりとは

■「CX-5」を抑えマツダ車トップの売れ行きを誇る「CX-60」

 日本自動車販売協会連合会(自販連)調べによる、2023年1月から6月までの軽自動車を除く新車販売ランキングにおいて、マツダ車で最も売れていたのが「CX-60」でした。
 
 他のモデルを抑え、300万円台から600万円台(消費税込み、以下同)という高価格帯のモデルが人気を集めている理由はどこにあるのでしょうか。

【画像】「めちゃ豪華!」 マツダ高級SUV「CX-60」の内装7パターンを画像で見る(50枚以上)

 CX-60は2022年9月より発売を開始した、マツダの新世代ラージ商品群第一弾となる新型クロスオーバーSUVです。

 2023年1月から6月までの新車販売ランキングによると、CX-60が1万7499台を販売し、22位に入りました。月平均で2900台以上という計算です。

 これまで量販モデルとして上位に入っていたミディアムクラスSUVの「CX-5」は1万3495台で29位、コンパクトカー「MAZDA2」は1万1271台で30位、コンパクトSUV「CX-30」は1万236台で31位となっており、大きく差をつけた格好です。

 CX-60は、エンジンを縦置きに搭載するプラットフォームや高出力パワートレインなど、土台となるメカニズムはみな新開発されています。

 プラグインハイブリッド車(PHEV)の「e-SKYACTIV PHEV」を筆頭に、ディーゼルハイブリッド車「e-SKYACTIV D」、ディーゼルターボ車「SKYACTIV-D 3.3」、2.5リッターガソリン車「SKYACTIV-G 2.5」と、4つのパワートレインから選択が可能となっており、幅広いグレード展開も支持される理由のひとつでしょう。

 そしてもうひとつ、人気の理由としては、日本人の感性や美意識を元にしたという上質な内外装デザインも挙げられます。

 CX-60は、パワートレインによって発売時期が異なり、まず2022年9月に販売されたのがe-SKYACTIV Dモデルでした。

 グレード設定は4タイプで、それぞれ独自の内装4パターンを用意しています。

 まず最上級グレード「XD-HYBRID プレミアム モダン」(4WD)と「XD-HYBRID プレミアム スポーツ」(4WD)の2タイプは、ともに567万500円です。

 基本的な装備面はほぼ同一で、内外装のデザインや仕上げをユーザーの好みに応じて2種類から選べるという、珍しい贅沢仕様となっているのです。

 プレミアム モダンは、ピュアホワイトの明るい内装色を基調にして、通常の本革になめし加工を施し柔らかく仕上げた上質なナッパレザーをシート素材に使用しています。

 インパネ中央部のトリムに上質な織物素材を採用。織物の中央には、日本の掛縫い表現をモチーフとしたステッチを、そしてセンターコンソールには、アイボリーの内装色とも相性の良い明るい天然木素材をそれぞれ配置しています。

 一方プレミアム スポーツは、ブラックとタン(黄土色)を組み合わせた対照的な内装コーディネイトです。

 タン色で柔らかく上質なナッパレザーと、キルティングを施したスウェードの人工高級皮革「レガーヌ」の異素材を組み合わせると共に、インパネ上部やセンターコンソール、ドアアームレストなどにブラックの素材を配し、全体の印象を引き締めます。

 続いて「XD-HYBRID エクスクルーシブ モダン」(4WD)はピュアホワイトのナッパレザーシートを装備。インパネはピュアホワイトの合成皮革が採用され、パネルの加飾はプレミアム モダンのメープルウッドとは異なるインレイメタルウッドを装備します。

 そして「XD-HYBRID エクスクルーシブ スポーツ」(4WD)はブラックのナッパレザー内装にインパネはブラックの合成皮革、さらにシルバーの加飾が施されているのが特徴で、価格は2タイプともに530万7500円です。

■ベーシックな内装はディーゼルやガソリンモデルに設定

 このほか、ディーゼルモデルとガソリンモデルの上級グレードは「エクスクルーシブ モード」で、前出のピュアホワイトもしくはブラックのナッパレザーから選択できます。

 続く「Lパッケージ」は通常の本革シートとなり「ブラックレザー」に加え「グレージュレザー」が選択できます。

 そのうちベージュ系内装色はこのLパッケージだけで選ぶことができます。

 そしてディーゼルモデル、ガソリンモデルに設定される「Sパッケージ」と、ディーゼルモデルのみに設定されるベーシックな「XD」がブラック内装のファブリックとなります。

 なおPHEVモデルは、前出のプレミアム モダン、プレミアム スポーツ、エクスクルーシブ モダン、エクスクルーシブ スポーツが同様に設定されます。

 このように新型CX-60は内装パターンが全7種類も用意されています。

 ここまで内装のパターンが多彩に選べるのは、国産車では他に高級車ブランドのレクサスぐらいしかなく、CX-60が非常に贅沢なクルマであることがわかります。

※ ※ ※

 2023年8月1日、マツダは原材料価格や物流費などの世界的な高騰の影響により、CX-60の販売価格を改定すると発表しました。

 これにあわせ商品改良を実施し、7月には受注を一時見合わせています。

 その影響もあり、7月度の自販連ランキングでCX-60は32位まで順位を落とし、マツダ車トップにはCX-5(28位)が返り咲いています。

 8月度以降、CX-60の販売の盛り返しについても注目が集まるところです。

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みんなのコメント

133件
  • マツダとスバルは安い車でも内装がこっててお洒落
    逆にトヨタの内装は手抜きが酷い
    天下のクラウンでもめっちゃチープで安っぽい
  • インテリアも性能も文句なしでしょう。
    この価格でこのスペックとデザインはいないよ。
    比較対象となるとドイツ勢で価格は2倍以上する。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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