外観はほぼ変わらず? ホットハッチJCW発見
ミニは、2030年代初頭までに完全なEVブランドとなることを目指しているが、現行の内燃機関搭載モデルを大幅にリフレッシュする準備を進めている。
【画像】刺激的な走りが楽しいミニのホットハッチ【次期JCWプロトタイプやコンセプト、現行モデルを写真で見る】 全50枚
新たに目撃された3ドアのプロトタイプは、厳重なカモフラージュを身にまとって公道テスト走行を行っていた。次世代の電動化モデルに合わせて、現在の3ドアをどのように改良するのか、手がかりが掴めそうだ。
このガソリンエンジン搭載の新型ハッチバック(第4世代)は、来年発売されるEV仕様と中身は全く異なるが、外観はよく似ており、一緒に販売される予定だ。ミニ最後の内燃機関モデルは、2025年発売の次世代コンバーチブルになると予想されており、今回目撃されたハッチバックをベースにする見込みだが、生産ラインを共有するかどうかはまだ確認されていない。
プロトタイプは、スポーティな大径アルミホイール、フロントエアインテーク、肉厚なブレーキセット、リアディフューザーなどの装備から、高性能のJCW(ジョン・クーパー・ワークス)モデルと思われる。
デザイン面では、丸みを帯びたEV仕様との差別化を図りつつ、現行モデルとの違いを際立たせるため、細部に変更が施されている。
フロントオーバーハングがわずかに短縮され、バンパーとライトも変更されているようだ。ミニのデザインチーフ、オリバー・ハイルマーは初代ミニのコンパクトなプロポーションを取り戻そうとしており、その意向に沿ったスタイリングと思われる。サイドミラーのウインカーや目立つフューエルカバーなどにも違いが見られる。
インテリアは、抜本的な改革が行われる見込みだ。最近公開されたエースマン・コンセプトや、デザインチーフへのインタビューなどから、ミニマルな志向を強めることはほぼ確実。これまで円形のスピードメーターがあった場所には、センタータッチスクリーンを配置し、物理的な操作系の大部分が取り除かれると予想される。
パワートレインについては、最高出力231ps、0-100km/h加速6.1秒という現在の2.0L 4気筒ターボの改良型を採用すると思われる。しかし、マニュアル・トランスミッションを導入するかどうかは明らかではない。
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みんなのコメント
現行になって高級感は増したけど、大型でのっぺりとしていてあまりキビキビと走る雰囲気が感じられなかった。
新型で先祖帰りするのであれば歓迎する。
最後のエンジンモデルというのが本当なら、やはりMTは出して欲しいな。