現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 悲しいがまもなく「絶版」の可能性あり! 買うなら「今のうち」の国産車6選

ここから本文です

悲しいがまもなく「絶版」の可能性あり! 買うなら「今のうち」の国産車6選

掲載 更新 65
悲しいがまもなく「絶版」の可能性あり! 買うなら「今のうち」の国産車6選

 同メーカー内でキャラがバッティングしているクルマは難しい!

 最近ホンダのグレイスとシビックセダン、ジェイドが近々生産終了となることが明らかになった。日本車のラインアップを見ると販売台数や登場時期などから「そろそろなくなるのではないか」と感じるクルマも少なくない。そんなクルマをピックアップすると同時に、筆者の主観でその将来を考えてみよう。

新車時に注目しなくてゴメン! 今噛み締めるとよさが伝わるスルメのような絶版国産車5選

■ホンダ

 1)クラリティPHEV

 クラリティPHEVは日本でもリース販売される燃料電池車のクラリティフューエルセルのプラグインハイブリッド版となる、ビッグエコセダンである。燃費やEV走行距離の長さなど内容は悪くないが、補助金を使っても約575万円という価格の高さが致命的となっており、日本での販売も毎月1桁と超低空飛行が続いている。

 今後はクラリティPHEVより、SUVである点をはじめ内容がずっと充実しているのに価格は高くないトヨタRAV4 PHVの登場により、さらに立場が悪くなるのは確実なのもあり、遠くないうちに生産終了となるだろう。

■スズキ

 2)バレーノ

 VWポロやルノー・ルーテシアと同様に3ナンバー幅となる、日本車のコンパクトカーとしては大きいボディサイズを持つモデルで、インド製となる。バレーノは各部のクオリティの低さ以上に存在感の薄さが決定的な弱点となっており、日本ではまったく売れていない。「なくても困らない」というのが率直なだけに、絶版となるのが確実だ。

 3)イグニス

 プチバンのソリオやクロスオーバーSUVのクロスビーと同じプラットホームを使う小さめのコンパクトカーで、若干クロスオーバーの要素を持つ。見た目は異なるが、クロスオーバーという時点でクロスビーとバッティングするだけに、イグニスにあるマイルドハイブリッドを1リッターターボのみとなっているクロスビーに追加して、クロスビーと統合すれば問題ないように感じる。

 しかしスズキはそれぞれハンガリー製の輸入車となるエスクードやSX4 Sクロスを売れていないにも関わらず継続するなど、いい意味での頑固さもあるので、イグニスが当面継続される可能性も十分ある。

 人気が高くても燃費規制で存続できない車種も!

■スバル

 4)BRZ

 トヨタ86のスバル版となる2012年登場のFR2ドアクーペ。クルマ自体の魅力は未だにほとんど色褪せていないが、日本では20.6km/Lという企業別平均燃費規制との兼ね合いで実用燃費はともかくカタログ燃費がよくないBRZは、すでに東京スバルのウェブサイトで7月20日をもってのオーダーストップが掲載されている。そのため新車の現行BRZが欲しいなら今すぐにでもオーダーするべきだ。

 なお遠くないうちに登場するといわれる新型BRZに関しては「日本で86は販売されるが、BRZは果たして?」という一部スクープもある。

 5)WRX S4

 昨年生産終了となったEJ20エンジンを搭載するWRX STIと同じボディに、2リッター直噴ターボ+CVTというパワートレインを搭載する間口の広いスポーツセダン。WRX S4もほどよいスポーツ性やアイサイトを搭載する点など、魅力はまったく色褪せてない。

 しかしWRX S4のウェブサイトに「標準グレードとなるGTとGT-Sはすでにオーダーストップ」と記載されており、今買えるのはSTIスポーツと500台限定のSTIスポーツ♯だけとなっている。

 さらにWRX S4もカタログ燃費がBRZ並みということもあり企業別平均燃費規制との兼ね合いで、遠くないうちに絶版となるのが確実だ。こちらも新車が欲しいなら早めにオーダーするべきだ。

■ダイハツ

 6)ウエイク

 ウエイクは同社のタントに代表されるスーパーハイトワゴン以上に高い全高を持つモデルとして2014年に登場した。全高が高い分頭上に物を置くスペースがあるなどのメリットは確かにあるが、それ以上に走行安定性や燃費の悪化といったデメリットが大きいのに加え、「スペースが欲しいならいっそ軽1BOXカーのほうが広い」というのも事実で、販売は低迷中だ。

 今後に関してはモデルチェンジの噂すら聞かず、一代限りで絶版となる可能性が高い。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]ツイーターだけを“追加 or 交換”するのは、アリ!?
<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]ツイーターだけを“追加 or 交換”するのは、アリ!?
レスポンス
レッドブル、リヤウイングのスペック選定でミス?「空気抵抗が大きすぎる上に、この1スペックしかない」
レッドブル、リヤウイングのスペック選定でミス?「空気抵抗が大きすぎる上に、この1スペックしかない」
motorsport.com 日本版
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
くるまのニュース
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
AUTOSPORT web
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
くるまのニュース
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
バイクのニュース
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レスポンス
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
Auto Messe Web
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
WEB CARTOP
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
Webモーターマガジン
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
motorsport.com 日本版
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
くるまのニュース
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
バイクのニュース
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
レスポンス
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
WEB CARTOP
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
くるくら
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
AUTOSPORT web
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
WEB CARTOP

みんなのコメント

65件
  • アクアもなくなるんじゃない?
  • 流行りで右も左もSUV、別に山道走るわけじゃないのに。バレーノ みたいな車はある意味実用的だと思うけどなぁ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

160.1199.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

42.3200.2万円

中古車を検索
イグニスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

160.1199.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

42.3200.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村